昨日、弘道館鹿島神社の役員会にお招き頂きご挨拶。このたび徳川斉昭公ゆかりの由緒ある神社の『顧問』の委嘱を受けることとなりました。


鹿島神社は、天保12年(1841年)の弘道館開館の際、『神儒一致』の考えのもとに孔子廟とともに建てられました。


鹿島神宮からタケミカヅチノ大神が分祠されましたが、ご鎮座までには16年の歳月がかかり安政4年(1857年)に弘道館の正式な開館式が行われたそうです。

神道の御霊が宿ってこそ完成とする、それだけ重要な施設ということです。


また、現在のお社は、40年前の式年遷宮の際に伊勢神宮別宮「風日祈宮(カザヒノノミヤ)」の旧殿一式が特別譲与され移設されているものです。


これまで弘道館の県管理、国有地、宗教法人の間で仕切られた諸問題を整理しながら、水戸の史跡、名勝としての環境整備に取り組んで行きたいと思います。

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