昨日、土木企業委員会の閉会中審査が開催され、テーマで
ある「住みよい県土づくりに向けた社会諮問整備のあり方
」について、お二人の参考人からご意見を伺い、その後意
見交換を行いました。
○元国土地理院長 岡本博様「災害に強い住みよい県土づ
くり」
○筑波大学システム情報系教授  糸井川榮一様「茨城県下における津波リスクマネジメント


岩手や宮城などの壊滅した町の再建には、住居は高台、産
業・雇用の場は海岸沿いでも、緊急避難の出来る高い建物
も設置し、緊急避難道の整備を行い、基本的には観光地な
どは元に戻すよう努力するなかで、必要に応じてL1(1
00年間起きる可能性のある規模)津波対応の防潮堤と、
原子力関係への直接的影響を受ける可能性のある、絶対必
要な個所へのL2(数百年~1000年に発生確率大の大
きな津波)設置を検討。しかし、コンクリート建造物も寿
命50年、長寿命化でも津波のパワーを受け止められる物
が可...能かどうか。防潮堤ありきの議論は反対です。
官民一体となって避難路の導線の確認と、避難訓練などに
よる住民への周知徹底など、ハードとソフトで教訓を生か
した災害対策を行うべきと思います。

東日本大震災から2年半、教訓を風化させることなく、災
害時の安全対策を築いていきたいと思います。

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