先週と今週のFMぱるるん76.2MHz『PROUD OF IBARAKI』生放送

先週の主な内容
○茨城を代表する3大銘茶、奥久慈茶(大子周辺)、古内茶(城里町周辺)、猿島茶(古河市・坂東市・常総市・境町・八千代町周辺)について。

・奥久慈茶-約400年前(江戸時代前期)に僧侶が持ち帰った宇治茶の苗木を植え付けたのが始ま
りと言われ、商用栽培産地の北限。八溝山系の山肌の冷涼な気候と霧などによる適度な日照量が香りの高い良質なお茶を育てる。

・古内茶-1390年頃(約620年前)の室町時代から栽培が始まった古内茶は県下で最も古い産地。かつて、水戸黄門の名で知られる徳川光圀公がその味に感嘆し、「初音」という名をつけた。当時、清音寺の境内だけに栽培していたが、光圀公のすすめで、古内地区の特産物となった。光圀公が命名した茶「初音」の母木は今でも寺の境内に残っています。

・猿島茶-本格的な猿島茶の栽培...が始まったのは江戸時代後期。境町の野村佐平治と坂東市の中山元成により猿島茶の改良に努め、天保の大飢饉に苦しむ農民を救済に貢献した。さらに中山元成は、日米修好通商条約締結の翌年、国内産茶葉の初めての輸出に成功した。県内で一番多く生産されている「猿島茶」は、改良に改良を重ね香りが強くコクがあるのが特徴。

「夏も近づく八十八夜」。春分の日から88日目で今年は5月2日、この頃に摘んだ新茶は最高と言われ、飲むと一年健康でいられるとも言われてるそうです。!(^^)!今店頭に出ている美味しい三銘茶の新茶をたくさん飲んで健康になりましょう!

今週の主な内容
○減塩と食生活改善について
行政主導の本格的な減塩運動もあって、かつては下位の長野県が男女とも長寿1位に!

かつて、脳卒中など脳血管疾患の死亡率の高さがワースト常連だった長野県。塩分の過剰摂取が大きな原因とし、1980年から本格的に減塩運動に取り組んだ結果、1日平均15.6gの摂取量を3年で11gに減らすことに成功。また、野菜に含まれるカリウムは塩分排出作用があるため、野菜の大量摂取を推奨しました。

地元医療機関や市行政が行た「保健補導員制度」も大きな役割を果たし、毎年1万1千人程の方が健康に関する知識を学び、食生活改善や減塩レシピなど健康指導を行う。2年交代のため県内には経験者が多く、市民県民レベルで健康知識が高いとのこと。

また昨年、呉市が中心に「第1回減塩サミット」が開催され、今年大阪で第2回目が開催予定。

わが茨城県でも、今年3月策定の「第2次健康いばらき21プラン」で、総合的な健康づくり県民運動を展開することとしており、減塩・適塩に取り組むとしております。
さらに、「減塩」に特化し成功した他県の分かり易い取り組みを参考に、健康意識の向上に県民が興味を持ちやすく分かり易い方策の検討について担当課に相談してきました。

加藤あきよし活動報告(茨城県議会議員)