暑い!暑い!暑い!
 ようやく8月1日に梅雨が明け(東北南部)夏本番を迎えた。梅雨の期間中から蒸し暑く、真夏日(30度以上)は当たり前、猛暑日もあったので、今更?という感もあるが、気象庁的にもいよいよ夏!である。梅雨といえば、一定期間「梅雨寒」といわれる涼しい期間がある。この期間はオホーツク海高気圧がしっかりと居座り、東風が入ることによるものだが、近年はオホーツク高気圧に元気がなく、南方から湿った空気が入りやすい気圧配置になることが多い。「梅雨寒どこへやら」である。
 

 8月の第一日曜日は、墓地の除草作業と決まっている。地区のお寺は1つだが、エリアが広いので、墓所は地域各所にある。集合は朝六時。草刈り機(刈り払い機)や、女性は鎌などを持って25人ほどが集まる。しばらく前までは墓地の整備作業は「長寿会」と呼ばれる組織の奉仕作業であった。「七日盆」と呼ばれる8月7日には各家が墓所の掃除をするのが習慣で、子供の頃は父親に連れられて行ったものである。墓地は斜面にあり、水道がないので、川から水を汲んで運ぶなど、結構な重労働であった。七日盆の頃には既に通路などはきちんと除草されており、これが長寿会の仕事だったのである。しかし(ちょっと変な表現だが)長寿会も高齢化により作業を続ける事が不可能となり、墓地全体の除草作業は檀家の作業となったのである。ちなみに、63歳になる私も長寿会への加入資格はあるらしいが、今の60歳はまだまだ若造である。


 夏は祭りのシーズンであり、地域にも夏祭りがある。今年は「人が足りない!スタッフとして手伝ってくれ!」と話があり、断るわけにもいかず、引き受けることにした。地域に生きていながら、体育的な行事や祭りとは距離をとってきたのだが、そうも言っていられない。12日の前日準備、13日が本番(8時集合・解散予定22時半!)、翌日は8時から片付け、と、なかなかハードな日程である。売店の担当になったそうで、祭りのポロシャツを着ながら、できる限り「地域の人」になりきろうと思っている。
  また、地域には、ふくしま花回廊に指定されている「大波ひまわり畑」がある。今年は、梅雨時の雨が少なかったせいか、草の勢いに負けた感があり、最盛期にどんな姿になるのかちょっと自信がないが、お近くの方は、こちらにも是非お出かけいただければ幸いである。

 (昨年のひまわり畑)