【政府】育成就労制度等を閣議決定 | かとう社労士事務所公式ブログ ~人事労務に関するあれやこれや~

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先日も触れましたが、

3月29日、政府は技能実習制度を廃止と育成就労制度の新設等を含む

技能実習法、出入国管理法等の関連法の改正案を閣議決定しました。↓

 

参照:外国人材「育成就労」新設、技能実習を改革 閣議決定 - 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

一方で、こんな記事が目につきました。↓

 

外国人の在留資格取り消し、1240件に増 令和5年、ベトナム・中国・インドネシア上位 (msn.com)

 

令和5年に在留資格を取り消された外国人の事案1240件のうち、

技能実習生の資格取消は最多の983件で、

取消理由は、失踪や定められた期間(3ヶ月)を超過しての滞在が

主という事です。

外国人技能実習生の失踪者数は近年増加傾向で

令和4年では、9000人超となっています。↓

 

出入国管理庁『技能実習生の失踪者数の推移(平成25年~令和4年)』

001362001.pdf (moj.go.jp)

 

育成就労制度では、

こういった失踪や不法滞在問題が

幾らか解消されることを願っています。

 

 

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