4619人が駆けつけた
アジアチャンピオンズリーグ
鹿島アントラーズvs水原三星
火曜昼間の国立競技場にて。
地震で練習や試合だけでなく、生活にも大きな影響がでた鹿島。
多くの問題を乗り越え昨日、
震災後初の国内公式戦を迎えました。
日本へ。鹿島へ。
熱いメッセージのかかれたTシャツを着ている人。
メッセージフラッグを手に持っている人。
一つの行動がたくさん集まって
大きなパワーになっていました。
キックオフ直前まで大行列だったのは…
チャリティーTシャツに並ぶ人たち。
そしてコンコースではこんな光景も。
仕事の都合でギリギリ駆けつけ、
自分たちも思いを形にと急いでゲーフラを作っている方々。
何と文字にしようか、
何度もテープを貼り直して話し合いながら
できあがったのは……
「ALL FOR 鹿島 日本」
それぞれの思い、気持ちをぶつけ合って決まった
シンプルだけど熱いメッセージ。
こうやってたくさんの人が
自分にできる何かを懸命に考えて、
コツコツ行動にしている姿に
反応してくれる人はたくさんいる。
水原三星サポーターも。
「NEVER GIVE UP IBARAKI」
大きくエールを掲げてくれてた。
ハーフタイムには、
何やらメッセージを張り替えている人たちを発見。
韓国語で、英語で、
「THANKS FOR ALL THE WARLD」
話を伺うと…
鹿島として。世界中からもらったたくさんの気持ちに感謝を伝えたかったとのこと。
誰かの温かい思いが伝わって
少し余裕が生まれてまた人を思いやって、
そうやって広がってく……
具体的に役立つ物ではないけど、
一時的じゃなく協力し続けるには、
実はすごく重要なことなんだよねきっと。