【メイクデビュー】(京都4R、5R) タマモスコーピオン・プレミアムブルー
京都4Rのメイクデビュー京都(2歳新馬、ダート1800m)は1番人気タマモスコーピオン(秋山真一郎騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分54秒5(不良)。ハナ差2着に5番人気ダイヴァーダウン、さらに2馬身差で3着に2番人気コスモアンノーンが入った。
タマモスコーピオンは栗東・藤沢則雄厩舎の2歳牡馬で、父マンハッタンカフェ、母サンドピクチャー(母の父アフリート)。
~レース後のコメント~
1着 タマモスコーピオン(秋山騎手)
「まだ若いですね。そういった面がレースに出ていました。でも初めてのレースですから…。とにかく能力は高いですね。でも、体が全体的に緩いです。芝は走ってみないと分かりません」
2着 ダイヴァーダウン(藤岡康騎手)
「まだ走る気がないので、気合を入れて行きました。こういうレースをしていけば走ってきそうです」
5着 コスモアケルナル(松岡騎手)
「まだ太いですね。反応も良くありませんでした。絞れて来れば良くなってきそうです」
京都5Rのメイクデビュー京都(2歳新馬、芝1600m)は9番人気プレミアムブルー(和田竜二騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分37秒2(重)。1馬身1/2差2着に2番人気ドラゴネッティ、さらに2馬身差で3着に7番人気エーシンスピーダーが入った。
プレミアムブルーは栗東・鈴木孝志厩舎の2歳牡馬で、父サムライハート、母メイケイキララ(母の父タイキシャトル)。
~レース後のコメント~
1着 プレミアムブルー(和田騎手)
「スローペースで楽に行けましたし、直線も追ったら反応してくれました。これからはモマれた時にどうなるかでしょう。折り合いはつくので距離は大丈夫。体はまだ余裕があるし、成長する余地はあると思います」
【2歳未勝利】(京都1R、2R、3R)タニセンジャッキー・シゲルオレンジ・デルマイザナミ
京都1Rの2歳未勝利戦(ダート1400m)は1番人気タニセンジャッキー(武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分25秒1(不良)。9馬身差2着に2番人気マーベラスルビー、さらに3馬身1/2差で3着に9番人気シゲルスイカが入った。
タニセンジャッキーは美浦・堀井雅広厩舎の2歳牡馬で、父ファスリエフ、母コイセヨオトメ(母の父フジキセキ)。通算成績は4戦1勝となった。
~レース後のコメント~
1着 タニセンジャッキー(武豊騎手)
「初めて乗りましたが、強かったですね。ダッシュが良かったですし、直線に入ってからもうひと伸びしてくれました。ダートは向いていそうです」
京都2Rの2歳未勝利戦(芝1200m)は6番人気シゲルオレンジ(国分恭介騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分9秒3(重)。ハナ差2着に1番人気ドナメデューサ、さらに3馬身1/2差で3着に13番人気エーティードンタクが入った。
シゲルオレンジは栗東・服部利之厩舎の2歳牝馬で、父アドマイヤジャパン、母ダーリングベリー(母の父ボストンハーバー)。通算成績は5戦1勝となった。
~レース後のコメント~
1着 シゲルオレンジ(国分恭騎手)
「楽に好位につけて、ラストは伸びています。レースしやすい馬です。ただ、少し気性的に怖がりな面があるので、その点が改善してくればと思います」
2着 ドナメデューサ(浜中騎手)
「道中不利があって一瞬前が狭くなり、その差が響きました。ただ、今日のレースから、平坦が合っているように感じます」
3着 エーティードンタク(国分優騎手)
「抑えたらムダな力を使っていた点が、調教で改善してきました。あと1200mも良かったようです」
4着 シゲルカボス(中村騎手)
「終いを生かす指示で、前半馬込みで脚をタメるレースをしました。最後はよく伸びているので、こういったレースが板についてくればいいですね」
6着 アラディローザ(後藤騎手)
「トビが大きい馬。1600mくらいでゆったりとレースをする方が合っていると思います」
京都3Rの2歳未勝利戦(芝1800m)は2番人気デルマイザナミ(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分49秒7(重)。1馬身3/4差2着に4番人気ショウナンカンムリ、さらにクビ差で3着に3番人気ストラスペイが入った。
デルマイザナミは栗東・高野友和厩舎の2歳牝馬で、父ホワイトマズル、母ローザロッサ(母の父ダンスインザダーク)。通算成績は4戦1勝となった。
~レース後のコメント~
1着 デルマイザナミ(岩田騎手)
「いいポジションを取れましたし、道中も楽でした。上のクラスでも通用しそうです」
3着 ストラスペイ(福永騎手)
「マイナス体重でしたし、直前輸送が堪えたのかもしれません。それに、今日は勝ち馬が強かったです」
【2歳未勝利】(新潟1R、2R)エムアイチャンドラ・スノードン
新潟1Rの2歳未勝利戦(芝1200m)は3番人気エムアイチャンドラ(大野拓弥騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分10秒7(稍重)。1/2馬身差2着に4番人気イツノヒカ、さらに1馬身3/4差で3着に12番人気タマモギャラクシーが入った。
エムアイチャンドラは美浦・松永康利厩舎の2歳牝馬で、父ムーンバラッド、母グウィボー(母の父Woodman)。通算成績は4戦1勝となった。
~レース後のコメント~
1着 エムアイチャンドラ(大野騎手)
「デビュー戦は新潟でしたが、左回りのコースは外へ張るようなところがありました。しかし、今日はそんなところもなく、スムースに走って終いもしっかりと反応してくれました。状態は変わらなかったのですが、テンションが上がってギリギリという感じでした」
2着 イツノヒカ(川須騎手)
「惜しかったですね。スタートは良かったし、次に繋がる競馬は出来たと思います」
3着 タマモギャラクシー(高倉騎手)
「外へ張り気味だったので、真っ直ぐ、力まずに走れるようになればもっといい成績を残せると思います。馬は徐々に良くなっています」
新潟2Rの2歳未勝利戦(芝2000m)は3番人気スノードン(古川吉洋騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分5秒3(稍重)。2馬身1/2差2着に1番人気コスモオアシス、さらに5馬身差で3着に2番人気ヴェリタスウオリアが入った。
スノードンは栗東・安田隆行厩舎の2歳牡馬で、父アドマイヤムーン、母スノーリンクス(母の父Lemon Drop Kid)。通算成績は3戦1勝となった。
~レース後のコメント~
1着 スノードン(古川騎手)
「道中、物見をするなど遊びながら走っていました。トビの大きい馬で、コーナーではスピードにうまく乗れませんでした。それでも直線はまた突き放してくれました。まだまだこれから良くなる馬です」
4着 カゼカオル(上村騎手)
「まだ2戦目で、これから競馬を覚えていけばいいでしょう。バテないところは強みだと思います」
5着 ナンヨーウゼン(吉田隼騎手)
「外枠で、道中外を回らされてしまいましたが、この馬なりに頑張ったと思います」
馬券の買い方―秋華賞予想に役立つデータ
・ホエールキャプチャ
休養明けの前走ローズSだったが、中間の調教内容は文句のつけようのな
い、質量ともに完璧な仕上げ。馬体重も大きく増えることはなく、休養明
けとしては満点の状態で結果を出すことができた。レース後も栗東に滞在
し、意欲的な坂路調教を消化。9月30日には時計を出し、最終追い切りを含
めて5本を消化。その最終追いも坂路4F51.4-1F12.0秒とラスト1Fが最も速
くなる加速ラップで駆け上がることができており、この点が前走時の最終
追いと比較してグンと上向いたことを示す。4F時計は自己ベストを0.2秒更
新しており、鞍上がコメントしているように、これまでで一番良い状態で
の出走ということになりそうだ。
・マルセリーナ
前走の最終追い切りはCWで6F85.6秒。調教本数自体が少なく、追い切り
の時計も遅いことで太目残りを懸念していたが、レースでは14キロ増。そ
れが影響した結果なのかは明確ではないものの、6着という結果は不本意だ
ったに違いない。この中間は明らかに前走から一変した調教内容。1週前追
い切りの時点でCW6F80.8秒とかなり速い時計をマーク。それだけに今週の
最終追い切りは手控えると思いきや、ユニバーサルバンクと併せるしっか
りした内容。時計の6F83.4秒は先週より時計の掛かる馬場状態だったこと
を考えれば十分速い。動き自体も機敏さが出ており、馬体重も絞れている
だろうから、桜花賞時のようなパフォーマンスを見せることができる状態
だろう。
・アヴェンチュラ
函館、札幌で連勝しての帰栗。中8週という間隔を考えると、9月28日の
CWでの初時計は決して早い時期の始動ではないが、その後は順調に坂路と
CWで調教本数を重ねている。1週前追い切りは岩田騎手が跨ってのルーラー
シップとの併せ馬。先行していたとはいえ、後ろから追いかけられるとし
っかりした脚取りで先着。かなり動きの良さが目立った。それに比べると
最終追い切りは6F時計も決して速くなく、最後は馬なりで流したこともあ
って外からロケットダイヴに差される形。この追い切りも含め、すべて馬
なりでの調教という点にも少々不安を感じる。
秋華賞予想に役立つ無料情報は⇒コチラ
【デイリー杯2歳S】(京都)~クラレントが2連勝で重賞初V
京都11Rのデイリー杯2歳ステークス(2歳GII・芝1600m)は、4番人気クラレント(小牧太騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒9。半馬身差の2着に1番人気ダローネガが、2馬身差の3着に3番人気ゲンテンがそれぞれ入線。
クラレントは栗東・橋口弘次厩舎の2歳牡馬で、父ダンスインザダーク、母エリモピクシー(母の父ダンシングブレーヴ)。通算成績は2戦2勝となった。
レース後のコメント
1着 クラレント 小牧太騎手
「本当に切れました。正直、新馬を勝ち上がったばかりでどうかと思いながらのレースでしたが、この勝利でレースの幅が広がりました。追い切りはあまり動かない馬ですが、放牧先から戻ってきてトモがしっかりしていました。乗り味のいい馬ですよ」
2着 ダローネガ 岩田康誠騎手
「ゲート内で横を向いたときにスタートが切られました。出遅れてしまいましたが、最後はすごい脚を使ってくれました」
3着 ゲンテン 福永祐一騎手
「道中力んで走っていました。2~3番手でレースを進めたかったのですが、抑えがききませんでした」
4着 メイショウハガクレ 川田将雅騎手
「直線で追い出したら突っ張ってしまい、うまく走ってくれませんでした。前走は真面目に走ってくれたのですが……。能力はあるだけに、真面目に走れればもっと走る馬だと思います」
5着 マコトリヴァーサル 武豊騎手
「いい形のレースになって、追走も楽だったのですが、最後反応が鈍くなりました。前をつかまえることができませんでした」
【アイルランドT】(東京)~断然人気のトーセンレーヴが制す
東京11Rのアイルランドトロフィー(3歳以上オープン・芝2000m)は、1番人気トーセンレーヴ(N.ピンナ騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分00秒6。1馬身半差の2着に4番人気カワキタコマンドが、クビ差の3着に7番人気アースシンボルがそれぞれ入線。
トーセンレーヴは栗東・池江泰寿厩舎の3歳牡馬で、父ディープインパクト、母ビワハイジ(母の父Caerleon)。通算成績は7戦4勝となった。
レース後のコメント
1着 トーセンレーヴ N.ピンナ騎手
「リーチザクラウンがあそこまで逃げるとは思っていなかったのですが、とにかく慌てずに行きました。ゲートで少し遅れましたが、自分から中団まで追い上げて、最後もいい脚を使ってくれました」
2着 カワキタコマンド 後藤浩輝騎手
「調子のよさがそのままレースに出てくれました。オープン馬の先行ペースに巻き込まれると潰れると思ったので、じっくりと後ろから行きました。最後は勝ち馬にあっという間に置いていかれました」
3着 アースシンボル 田中勝春騎手
「具合もよくなっていましたし、流れも向きました。復調気配ですね」
10着 リーチザクラウン 北村宏司騎手
「向正面でペースを一回落としたかったのですが……。今日は返し馬のときから気負っていましたからね。ペースを落としたいところで逆にペースアップしてしまいました」
【雷光特別】(新潟)~ラルティスタが接戦を制す
新潟11Rの雷光特別(3歳以上1000万下・芝1000m)は、5番人気ラルティスタ(丸田恭介騎手)が勝利した。勝ちタイムは55秒7。クビ差の2着に4番人気スマートムービーが、クビ差の3着に1番人気アフォードがそれぞれ入線。
ラルティスタは美浦・畠山吉宏厩舎の4歳牝馬で、父マイネルラヴ、母セクシーココナッツ(母の父ダンスインザダーク)。通算成績は12戦3勝となった。
レース後のコメント
1着 ラルティスタ 丸田恭介騎手
「前走乗っていた柴山騎手から『あまり気持ちよく行かせすぎると終いが甘くなってしまう』と聞いていましたので、今日はじっくりとタメて行く競馬をしました。ハンデも距離もバッチリでした」
4着 メタリック 宮崎北斗騎手
「北海道で走っていた頃と比べるとすごく馬がよくなっていました。しっかりと伸びてくれています」
5着 トップモデル 村田一誠騎手
「いい勝負ができると思っていましたし、中舘騎手の馬(アフォード)をマークして行きましたが……。馬場の影響もあったのでしょうか」
【堀川特別】(京都)~人気のビッグスマイルが抜け出す
京都10Rの堀川特別(3歳以上1000万下・牝馬・芝1800m)は、2番人気ビッグスマイル(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒0。1馬身1/4差の2着に1番人気グルヴェイグが、クビ差の3着に3番人気ドナウブルーがそれぞれ入線。
ビッグスマイルは栗東・領家政蔵厩舎の3歳牝馬で、父タニノギムレット、母メイケイシラオキ(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は13戦3勝となった。
レース後のコメント
1着 ビッグスマイル 川田将雅騎手
「今日はいいポジションを取れたことがよかったですね。やはり走る馬です」
3着 ドナウブルー 浜中俊騎手
「勝ち馬と同じぐらいのところで折り合えました。馬場が緩くて、4コーナーあたりではノメっていました。できれば乾いた良馬場でやりたかったですね」
4着 マイネジャンヌ 和田竜二騎手
「レースとしてはうまくいったのですが、今回はメンバーが強かったですね」
6着 アドマイヤテンバ 藤岡佑介騎手
「上がりが速いと苦しいと思っていたのですが、いくらかペースが速かったかもしれません。馬は休養を挟んでよくなっていましたし、使ってさらによくなりそうです」
【秋嶺S】(東京)~パールシャドウが3馬身差で快勝
東京10Rの秋嶺ステークス(3歳以上1600万下・ダート2100m)は、6番人気パールシャドウ(横山典弘騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分11秒5。3馬身差の2着に3番人気アストレーションが、3/4馬身差の3着に9番人気ラターシュがそれぞれ入線。
パールシャドウは美浦・手塚貴久厩舎の5歳牝馬で、父クロフネ、母ピュアティー(母の父Woodman)。通算成績は27戦5勝となった。
レース後のコメント
1着 パールシャドウ 手塚貴久調教師
「スタートしたときはどうなるかと思いましたが、まくって行って完勝でした。ダートも合っていますし、ハンデもよかったです。いろいろと難しいところのある馬ですが、将来的には牝馬のダート交流重賞に使えるようになれればと思います」
2着 アストレーション 柴田善臣騎手
「途中から他馬に来られましたが、しぶといところを見せてくれました。距離も大丈夫です」
3着 ラターシュ 三浦皇成騎手
「背中がすごくいい馬ですね。今日は自分のリズムに徹して行きました。展開に左右されやすいところもありますが、終いは確実に伸びてきますし、今日は流れに乗れたのでよかったです」
6着 チュウワブロッサム 松岡正海騎手
「今日は返し馬のときからイレ込んでいました。前走とは全然違いました」
10着 ダートムーア 江田照男騎手
「もう少しやれるかと思いましたが……。レパードSのときはジッとしていて終いにかけたのですが、今日は3コーナーから動いて行きました。まだ3歳馬ですし、もう少し経験を積んで行けば変わってくると思います」
【関川特別】(新潟)~メイショウスピードが初勝利を挙げる
新潟10Rの関川特別(3歳以上500万下・芝2400m)は、8番人気メイショウスピード(吉田隼人騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分28秒7。1馬身1/4差の2着に4番人気ジョンブルクリスが、ハナ差の3着に3番人気シンボリニースがそれぞれ入線。
メイショウスピードは栗東・荒川義之厩舎の3歳牡馬で、父ステイゴールド、母スピードウェイ(母の父オジジアン)。通算成績は13戦1勝となった。
レース後のコメント
1着 メイショウスピード 吉田隼人騎手
「ゲートも出ましたし、楽に2番手につけられました。あとは力のある前の馬を交わせればと思っていました。まだ遊び遊び走っている面がありますし、これからもっとよくなると思います。未勝利馬でしたから、ここで勝てて本当によかったです」
2着 ジョンブルクリス 中舘英二騎手
「がんばってくれました。パンパンの馬場でやりたかったですね」
7着 サイドアタック 藤岡康太騎手
「雨が残っている馬場は向きませんね。パンパンの良馬場ならよかったのですが……」