映画『ナイトミュージアム』 | kateroseの覚書blog

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人生折り返し終わっても死ぬまで治らぬおたくライフ。
映画と人形とアニメと特撮と宝塚と猫が好きな私の、“ごくフツー”な日常日記。

またまた、ちょっと前に観た映画の話.編。

TVCMでモアイ像がフーセンガムを脹らませているくだり等、心の狭い私には受け入れ難いものが有り、先入観は「まーた、アメリカのドタバタくだらないギャグと、無能な男が主人公の話?」位に思っておりました。
CG多用の『ジュマンジ』と同レベルかなぁ、とか思ったりして。>(-_-;)

と言っても、ネタ的には相当好きな部類でして、深夜になると博物館の展示品が動くなんて、子供の頃何度も夢見た世界ですよネ!!>(*^o^*)

全体に、娯楽映画としては十分な出来だと思います。
主役のベン・スティラーに興味がもてないのですが、ロビン・ウィリアムズのファンなので、いい味出してて嬉しいです。
『ラストアクションヒーロー』の逆で、彼は自分が標本(人形)だと踏まえた上で、それでもキチンと大統領の品格とプライドを備えているんですよね。

骨格標本のT-REXがポチ・レベルの可愛い奴だったり、棺の中に閉じ込められているファラオが絶対恐怖の存在だと思っていたのに、若くてハンサムでいい奴だったり、意外と意表を突かれました。>(^_^ゞ
(多分“恐怖のミイラ男”って思っていたからだね)

あと、ケンカばかりしていがみ合っているミニチュアのカウボーイとローマ帝国将軍が、最後には共同作戦で車をパンクさせたり(実際にはすっごい小さい空気漏れだよネ)、ラジコンカーで爆走したり、とっても楽しかったです。
ラスト、二人で生還したシーンは感動ってわけじゃないけど、お約束っぽくて思わずニッコリ出来る結構いいシーンでした。

親子の絆なーんていうテーマもチラホラ見えるのですが、気軽に楽しく笑える映画だと思います。
これぞエンターテインメント♪♪締めもお上手でした。

小難しいごたくを並べないで、素直にこの映画を楽しめる方は、見終わった後、確実に博物館に行きたくなります。>(^o^)/