『ハリーポッター』『オーシャンズ13』『HERO』と、7,8月に観なきゃいけない映画が目白押しなのに、「ずうーっと前に買った前売り券で、観てない映画が2本も有るよ!!」と、大慌てでレイトショーに走りました。
で、今更ですが『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』
3時間もの長丁場を観終わって、ノドに痞えている飲み込めない塊が…。
やはり1作目の荒唐無稽な面白さを、2作目、3作目までテンション下げずに作り続けるのは無理だったのか…。
2作目はエンドに続けるだけの橋渡し的作品だと思っていましたが、こうなると2作目の方が面白可笑しいかも。>(^_^;
3作目は興行収入も上々なので期待して見に行ったのですが、何かがイマイチでした。
映像もキャスティングも良かったのに、ストーリーが最悪?
それでも全体には、面白かったですよ。
3時間も有って、映画としては長い作品だったけど、飽きさせることもなく次々「これでもか!」って言うほど場面を盛り上げ、鳴り物入りで出てきたかと思えば、何だったのかサッパリだったりさせながら、結末への怒涛の展開。
サオフェンもあっけなく死んじゃうし、女神カリプソもイマイチ意味不明だったし、1回見た位じゃ私の頭では追いつけなかったので、続きの学習はDVD化されてから…。
ジャック船長のファンとしては何だか出番も扱いも物足りなくてちょっとガッカリですが、登場人物を増やして、話も複雑化しちゃったから仕方ないのかなー。
ジャックがバルボッサに対抗意識を持つ子供っぽさや、お猿のジャックとのやり取りなど、笑いの要素はしっかり残されていて、それなりにいい感じでした。
好不評どちらの声も高く、それは個人個人の正直な感想で、最終的には好みの問題ですが、もしもパート4が有ったら(無いとは思うけど)、私はやっぱり足を運んじゃうんでしょうネ。
そして、私の飲み込めないニガイもの、ウィルの死…。
ナゼ、そんな結果にしちゃうのかしら。
ウィルのファンでも、オーリーのファンでもないけれど、こういうのってイヤです。
映画館で映画を観終わってエンドロールが流れ始めると、さっさと帰ってしまう方が多いのは仕方がないけれど、映画に失礼ですし残念ですね。
そんな方々に、この作品は最後まで観ていただきたい。
10年に1日だけの、胸を締め付けられる辛い結末に、1点の灯火が…。
PS.
まるで気づかなかったけど、やたら印象に残る海賊がいたけど、あれがキース・リチャーズだったのかー!!