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【長岡市】家庭教師の甲野【個人契約】

長岡市を中心に、勉強が苦手(成績が下がってきた、やる気が起きない、苦手意識がある、進学できるか不安…)な小中学生を対象とした家庭教師をやっています。お気軽にご相談ください。→kyohei.kono@gmail.com

今日の新潟日報に、大学進学マネープランについての特集がありました。

 

そこに「大学卒業までにかかる進路別教育費の目安」が載っていたので、掲載します。

 

 

 

 

よく「教育費は1人につき1000万円」と言われますが、大学を卒業する事まで考えると、1000万円以上掛かってしまうようです。

 

公立よりも私立の方が、文系よりも理系の方が費用は多く掛かりますが、一番安い「ずっと国公立ケース」でも1000万円以上掛かっています。

 

僕だったら、正直「これだけのお金を子どもに掛ける事ができるだろうか?(教育費以外にも掛けるお金はたくさんあるのに)」と思ってしまいますが、これが現実なのです。

 

 

細分化して見ていくと、公立小学校の学費は1年当たり約32万円になります。

 

その内訳をみると、修学旅行や遠足、学用品・実験実習材料費などの「学校教育費」(PTA会費や児童会費なども含む)が年間約6万円、「学校給食費」も年間約4万円ほどです。

 

何に一番費用が掛かっているかというと、塾や習い事などの「学校外活動費」で、これが年間約22万円と学費全体の約7割を占める現状があるのです。

 

つまり、教育資金の総額はこの「学校外活動費」が大きく左右するため、親子で話し合って上手く管理できれば、教育費の負担を大幅に減らせる可能性が高くなります。

 

 

しかし、この「学校外活動費」を掛けなければ、今後の社会ではやっていけないのではないか?と考える親御さんが多いのも事実です。

 

子どもに掛ける教育費は、保護者の愛の表れだと考える事もできます。

 

ただ、安くて済むならそれに越した事はないし、お金ばかり掛けてどうしようもない子どもが育つよりは、家計の厳しさを伝えて子どもに働いてもらった方が良いと考える事もできます。

 

どんな子どもに育ってほしいのか、何を信じて何を伝えるかは親御さん次第ですが、大学まで行かせてもらった僕からしてみれば、大学まで行かせてくれた親には感謝の気持ちでいっぱいです。(あまりその気持ちを表していませんが。)

 

ただ、そこまで行くのは難しい(家計だけでなく学力的にも)と考える人もいますし、子どもが何を望んでいるかも分かりづらいので、教育費をどれくらい掛けるかは永遠のテーマでもあると思います。

小学生の時から国語が一番好きだった家庭教師の甲野です。

 

 

家庭教師として色々な生徒を見ていると、国語が著しく苦手な生徒に出会う事があります。

 

人間には誰しも得意・不得意があるので、国語が苦手な生徒がいても何らおかしくはありません。

 

国語の問題は確かに難しいし、他の教科と違って勉強しづらい所でもあるので、点数が取れなくても当然だと思う事はあります。

 

 

しかし、国語が著しく苦手な子は、国語だけでなく他の教科も苦戦する事が多いです。

 

それは、問題文を読んでも理解できず、考える事ができなくて、的外れな解答をしてしまうからです。

 

よく読めば理解できるのですが、頭の中で勝手な思い込みをしてしまい、読んでいる事と考えている事が噛み合わず、訳が分からない状態になってしまうのです。

 

教科書や参考書を読んでも理解する事が難しいので、国語が著しく苦手な子は、自分で勉強するという方法にも無理が生じてしまうのです。

 

 

とはいえ、国語が著しく苦手な子は、スムーズに会話をする事ができます。

 

目で情報を理解する事が難しくても、耳から入ってくる情報は理解する事ができ、自分の言葉で表現する事もできるのです。(人にもよりますが。)

 

どちらかというと、国語が得意な子の方が考え込んでしまうので、会話が苦手な傾向にあると感じます。

 

 

ですが、現在の問題形式のほとんどは、読んで理解し、書いて表現する事です。

 

キーワードを拾うだけでなく、主語と述語を繋いだり、言い換えに気付いたりする国語力が、勉強の基礎になっていると言えます。

 

問題を作る側は、国語力が低い子に合わせて問題を作ってくれる訳ではないので、何とかして国語力を上げていく必要があります。

 

国語力を上げていくという事は、勉強するという事でもあり、勉強するという事は、国語力を上げていくという事でもあるのです。

以前の記事で「あれ何だったかな〜」が最強の勉強タイムと書きました。

 

一生懸命頭を働かせている状態(興味が向いている状態)で勉強すれば、記憶に定着しやすくなるし、勉強を楽しく感じる事ができるという事でした。

 

では、どうすれば一生懸命頭を働かせる状態になるのでしょうか?

 

 

それは、逆説的になりますが、勉強しておく事なのです。

 

そもそも勉強していなければ、問題を見た時に頭を働かせる事ができません。

 

問題の内容と自分が勉強した事を結び付ける事ができず、自分とは関係のない物として終わってしまうからです。

 

それまでに勉強しているからこそ、問題を見た時に「あれ何だったかな〜」と思う事ができるのです。

 

 

つまり、勉強していればしているほど、一生懸命頭を働かせる事ができるようになり、より勉強しやすくなるという好循環に入っていきます。

 

逆に、勉強していなければいないほど、一生懸命頭を働かせる事ができなくなり、より勉強したくなくなるという悪循環に陥ってしまうのです。

 

これが成績が二極化してしまう理由にも繋がってきます。

 

 

勉強ができるから勉強するようになるのか、勉強するから勉強ができるようになるのか、どちらが先かは分かりません。

 

ただ、相互は密接に関連しているので、どちらかに劇的な変化を起こす事ができれば、好循環に入っていきやすくなります。

 

勉強に苦手意識を持っている子どもの場合、それを1人で行う事は難しいので、大人の丁寧なサポートが必要になるのです。

最近は完全に夜型人間の家庭教師の甲野です。

 

 

横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから、昨日で40年が経ちました。

 

「消息が知りたい」「帰ってきてほしい」というご両親の想いは、40年間変わる事はなかったと思いますが、未だに何も解決されないままです。

 

何をもって解決とするかは分かりませんが、恐らく「めぐみさんの消息が分かる」「真実が分かる」「生きていれば家族と再会する」「めぐみさんを日本へ返す」という事でしょう。

 

しかし、当の北朝鮮は拉致問題を「解決済み」としており、「関心がない」とすら言っています。

 

ご家族の想いは踏みにじられたまま、時間だけが無情に過ぎていき、このまま闇に葬られてしまうのかもしれません。

 

 

一方、「子どもの成績を上げたい」というご両親の想いは、数年間(場合によっては数ヶ月間)だけで解決する事が可能です。

 

今まで勉強していなかった子どもが勉強するようになる事、勉強していたけど成果に結び付かなかった子どもが成果を上げるようになる事、テストの点数が上昇する事、希望する高校に進学する事などで、ご両親の想いは満たされます。

 

そう考えると、拉致問題よりははるかに解決できる可能性が高いですし、数人の努力で何とかできる問題だと言えます。

 

 

しかしながら、成績を上げる事はそんなに簡単な事ではありません。

 

勉強してもそれが成果に結び付くとは限りませんし、勉強してもなかなか身に付かない所もたくさんあります。

 

「何でこんな事してるんだろう」と嫌になる事もあるかもしれませんし、早くテスト勉強から解放されたいと思うかもしれません。

 

 

また、成績を上げるという事は、今までの自分とは違うやり方をするという事でもあります。

 

今まで勉強してこなかったのであれば、勉強しなければなりません。

 

今までのやり方が成果に結び付かないやり方だったのであれば、やり方を変える必要があります。

 

テスト当日までに準備が間に合わないのであれば、準備を早める必要があります。

 

これらは習慣を変える事でもあり、成績を上げるにはこれらを乗り越えなければならないのです。

 

 

しかし、これらは拉致問題を解決するよりもはるかに簡単な事で、成績を上げるよりもずっと簡単な事です。

 

何故なら、これらは時間が掛かる事ではなく、行動した瞬間に解決できる事だからです。

 

「面倒臭いな〜」と思うかもしれませんが、そう思う前にやってしまう事が大切です。

 

今までと違う自分に出会うという事は、本当は恐ろしい事ではなく、気持ち良い事なのです。

 

 

なので、成績を上げる事は、習慣を変えるよりも難しく、拉致問題を解決するよりは簡単だと言えます。

 

あなたは、成績を上げる事について、どう思いますか?

何か気付いた時は忘れない内にキーワードをメモする家庭教師の甲野です。

 

 

幅広い範囲の問題に取り組んでいると、「前に勉強した所だけど、ハッキリ思い出せないな〜」とか「何となく分かるんだけど、確信を持って答えられないな〜」という所が出てきます。

 

そういう問題に出会った時が、実は最強の勉強タイムなのです。

 

何故なら、一生懸命頭を働かせている状態(興味が向いている状態)なので、そこで勉強すれば、記憶に定着しやすくなるからです。

 

また、そういう状態の時にちょっとでもヒントを与えられれば、スッキリ解決する事ができて、勉強を楽しく感じる事もできます。

 

 

しかし、そういう問題に出会う時というのは、試験本番だったりする事が多いです。

 

そうなると、その場で調べる事もできないし、ただストレスを感じるだけになってしまいます。

 

後で正しい答えを思い出したとしても、間違ったり答えられなかったりした所は、失点としてカウントされてしまうのです。

 

 

ですが、試験本番の前にこういう事を知っていれば、前もって対策する事が可能になります。

 

毎回受けている確認テストや模試などは、実は最強の勉強タイムを提供してくれる最高の機会です。

 

もちろん、本番中に答えを確認する事はできませんが、終わった直後に解答や解説を見る(該当した場所を確認する)だけで、記憶に定着しやすくなります。

 

時間が経てば経つほど忘れてしまうし、結局面倒臭くなってやらなくなってしまうので、ここでサッと確認できるかどうかが大きな違いをもたらします。

 

 

ただがむしゃらに勉強するのではなく、効率良くポイントを押さえて勉強していく事が、学力アップに繋がります。

 

学力には勉強の仕方を工夫する賢さも含まれているので、今ある機会を十分に活用し、楽しんで勉強していきましょう。