明日休みたいので本日2本目です。ブログは題名が大事らしいとのことで、それっぽいの素人考えでつけてみましたが正直気持ち悪いですね(・_・;
さて、前回の記事で少し触れましたが、今回は久々のケアレスミス対策です。パラメータ(文字定数)関連ではほぼ使えるので、少し大げさですが僕が人生で1番世話になったやつです。どんだけミスってんだ(-。-;
前回の東大の問題で、S(a)を出してから微分して最小値を出します。このときに「もしS(a)間違えてて面倒な分数関数の微分やって計算ミス発見したらリカバーするため再度計算するの嫌だなー」なんて思いませんか?それが不安で1から全て確認する人もいるかもしれません。それはそれで時間のロスが大き過ぎますよね。
もちろん最初の処理で計算ミスを絶対起こさないように集中してここまでの処理をするべきです。ですが、人間はどうしてもヒューマンエラーをおこしてしまうので、僕は常にそれに備えるようにセーフティーネットのようなものを張っています。
まずは先程アップした記事をご覧下さい。この問題を解くときに、計算用紙にごにょごにょ書いていたことに心の声を追加して一応読める程度に書き直したものがこれです。
1<a<3の中で1番計算しやすそうなa=2を選び、万一計算ミスした時にすぐに気づける下準備をしてから解いています(まさかそれがSの最小になるとは思っていませんでした)。だいたい30秒かからない位です。
そして冒頭に書いたように微分をする前に
100%計算ミスがないとは言いきれませんが、面倒な微分計算をする前にここまでの計算が99%大丈夫と確信してからやっています。35秒の手間で得点の期待値がおそらくはねあがります。
今まである程度負荷をかけても大丈夫な位基礎力がある生徒には、これをうるさいと思われる位徹底的にやらせてきました。日頃からこういう作業を能動的にやることで、色んなシチュエーションでどういうセーフティーネットを張るのが効果的かすぐに判断できるようになります。
なにより計算ミスしていないはずという確信が次の計算をより正確なものにするはずです。計算本当に大丈夫かなぁなんて思いながら計算してる時こそミスがおこりやすくないですか?
もちろんもっと前の段階でそれぞれのx-y平面との交点を以下のようにして
ただあまりにミスを怖れてあちこちで確認すると時間がいくらあっても足りないので、僕は以下の2点を基準に確認作業をすることにしています。
1.「その計算ミスによって二次被害がおこり、修正に多大な時間のロスをする可能性がある」
2.「なんとなく出てきた結果にいやな予感がする」
後者は経験からくるものなので、どう言葉にすればよいのかわかりませんが、なんか違和感のある結果の時とでもいえば良いでしょうか?でもこれはあくまでも僕の基準であり、最後は受験生本人が自分に合うように決めれば十分かなと考えています。
なるほどと思っていただければ、是非これからの基本問題の演習から取り入れてみてください。基礎力がつく前だと脳の負荷が増えるのであまりお勧めはできませんが、ある程度基礎力がついていれば効果絶大で応用範囲が広い最高の武器になるはずです^_^
この記事を含めちまたには色んなケアレスミス対策があふれています。ですが、自分のミスの傾向に合わせて対処法を考えアジャストしていく作業の積み重ねこそが唯一のケアレスミス対策だと僕は考えています。というより、方法論として覚えた程度の対策で試験で確実に得点にかえられるほど、僕自身に処理能力の確実性があるなんてとても信じられないです(T_T)
半歩進んだケアレスミス対策はこちらにまとまってます。
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