人間関係の第一歩はあいさつから!と言われます。
「あいさつ4か条」ご存じですか?
頭文字が「あ」「い」「さ」「つ」で始まります。
◆「あ」:明るく、温かく
明るく、温かいあいさつは、
周りの人に安心感や信頼感を与えます。
協調性や人間関係を作ることにもつながり、
物事がスムーズに進みます。
「あ」はあいさつの大原則です。
◆「い」:いつでも
私たちは、知っている人だけにあいさつをしがちですが、
いつでも、誰にでも、積極的にあいさつをしたいものです。
毎朝すれ違う知らない方とのあいさつが、
思いがけないつながりを生むかもしれません。
◆「さ」:先に
先日のブログにも書きましたが
あいさつは人より先に行うことが大切とされています。
先にするというのは、
相手よりも早く好意を示すことでもあるのです。
先に好意を示された人には、
その人に好意を示そうとする意識が働きます。
心理学では「返報性の原理(好意の返報性)」
と呼ばれています。
先にあいさつをすることが
相手の好意を引き出すことにつながるのです。
◆「つ」:続ける、次の言葉をいう
あいさつの「つ」には二つの意味があります。
一つは、「あいさつ行為を続ける」ということ。
いつもしていた「あいさつ」が無くなってしまうと、
相手との間に溝ができてしまいます。
また、あいさつをやめてしまうと、
「今さら・・・」という意識が働き、
あいさつをしにくくなってしまいます。
そのため、あいさつは続けることが大切です。
もう一つは、「あいさつに次の言葉を加える」です。
「次の言葉」とは、相手との会話を続けるための言葉。
「おはよう、今日は暑いね~」
「こんにちは。 そのお洋服、素敵ですね!」
など、あいさつの後に言葉を続けることで、
相手とのコミュニケーションが活発になります。
日頃からあいさつを実践していないと、
そのスキルは錆びついてしまいます。
親として、お子様のお手本になれるような
笑顔をプラスして、
先にあいさつをしましょう。