断水、断水、そして洪水(前半) | 四畳半小市民劇場 

四畳半小市民劇場 

東フランスの片田舎、ソルノという村でおっちゃんこと元AngeのFrancis Décampsと暮らす日本人です。
フランスの小市民事情、映画、音楽、料理などなど。
日々思うこと不定期に綴ります。

Salut!

 

雨の降らない日が続いております。

フランスの夏はカラッとして過ごしやすい、とはいえこうまで雨が降らないと

身体にも影響を及ぼすくらい危険な乾燥状態。

昨日の空気質はまっかっかでした。(ちなみに日本は優秀な緑です)

フランス全土でも、健康に悪影響とされる赤地帯は約10県、パリでさえ黄色なのに。。。。

これ以上雨が降らないと節水制限もやむおえまい、いや、自ら節水せねば。

洗い物も最小限の水で、、と蛇口をひねったら、すでに最小限っぽい水の出方。

あれ?もしかしてもう何かの制限がはじまってるとか?

そんな予告はされてなかったけどな?

念のためネットで調べると、確かになんらかの制限が6月14日から実施されるとなってる。

水やりの時間帯だとか、自宅のプール自粛だとか、家での洗車禁止だとか。。

たぶんその一環で水の出を悪くしてるのだろうと、単純に思っちゃったわけなんです。

 

19時になっておっちゃんが帰宅、ああもうそんな時間か、ごはん作らにゃ、

スパゲッティでいいかな?と蛇口をひねると、、、水が出ない!

え?なに?どゆこと?

ここにきてはじめて、なんらかの問題による断水状態と判明(おそっ)

とりあえずうちだけなのか、この界隈がそうなのか確かめるために隣のイタリアンじいちゃんちへ、え?水出てる?問題ない?

ダメ押しで向かいのお宅へ、やはり問題ないそうな。

あちこちに連絡して確認してくれたけど、どこも断水してる気配はない。

つことは、うちだけ?

 

どうするおっちゃん?

こんな時は、こんな時は、神さま仏さまクリスチャンさま!

元村長のクリスチャンに即行電話して指示をあおぎました。

 

まず原因をつきとめるのが先決、それによって担当者(責任者)が決まる。

家が原因:住宅管理会社

配水システムが原因:村役場

配水管が原因:市の配水管工事会社

が、しかし、どうやって原因をつきとめます?ねぇねぇ。

クリスチャンが連絡すべき電話番号を教えてくれたけど、

もう営業が終わってるのでつながりません。

とりあえず朝になるのを待つしかないな。

隣のじいちゃんがバケツに水をくんで持ってきてくれました。

「必要な時はいつでも言ってくれ」

クリスチャンも、うちにシャワーしに来いと言ってくれるし、、

こんな状況だけど、ほんとにご近所さんや人間関係に恵まれてるよねぇ、私たち。

 

そうだ、、、、夕飯まだだわ。

14日間料理マラソン最終日だけど、この状況じゃ無理だよね、

というわけで、

 

ひさびさマクド

 

家以外でトイレを使うのが嫌いなおっちゃんも、トイレすませて帰りました。

さて、どうなるソルノの老夫婦。

 

続きはあした。