ケイトの読書学② 直木賞 | ケイトの包む・贈る・気持ち

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今回の直木賞が池井戸潤の 『下町ロケット』に決まった。


下町ロケット
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直木賞とは正式名称は「直木三十五賞」。

毎年2回行われ、各新聞・雑誌、あるいは単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品中最も優秀なるものに呈する賞(応募方式ではない)。無名・新進・中堅作家が対象となる。


内容的に楽しいものが受賞、と私の中の認識である。

「おもしろいよ。」と紹介されている認識。


読み物とは趣味趣向が人それぞれあるので、感性も違うのだから感想もそれぞれだろう。


実際、直木賞はあまりハズレがないので読むが、それでも「ん~」と思うものもあり、

競り合った次点の本がヒットすることも多い。


今回の直木賞はどうか?


下町工場の人たちが資金繰りに苦しみながらも大企業相手に張り合うストーリー。。。


直木賞は取っていないが以前、司書時代にお客さんから薦められて池井戸潤の『空飛ぶタイヤ』を読んだことがある。


空飛ぶタイヤ/池井戸 潤
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おもしろかった!


大企業相手に中小企業の社長が果敢に挑む様子が勇ましく、応援しながら読んでしまう。部下を信じ思う心。。。とても胸を打たれた。


それまで、企業小説は読んだことはなかったが、人が「おもしろいよ。」と薦めらる本は読んでみるべきだと実感した本である。


今回の直木賞の小説。『下町ロケット』是非、読んでみるべき。