こんにちは。代表の太田です。

 

今回は稲盛和夫氏のフィロソフィ第2弾「原理原則に従う」という考え方を紹介します。

 

私は京セラに入って、稲盛氏の「原理原則に従う」という言葉に出会いました。

 

稲盛氏は理系出身らしい考え方の持ち主で、科学者の考え方で経営をする、ということを信条にした経営者でした。

 

私自身、理系出身でしたので、この言葉を聞いたとき、自分にはこの会社は合うかもしれない、と直感のようなものを覚えました。

 

京セラはとにかく何をするにも理屈と根拠を要求される会社で、曖昧なところがあると即やり直しでした。

 

そのせいだと思いますが、仕事を進めるために、常に「道理」や「根拠」を「考える」くせがついたのは私の財産です。

 

そして、実は定年退職した後も、そのくせは抜けていません。

 

例えば日常生活で、電化製品や自動車を買うときも、じっくりと考え、比較検討してから結論を出すくせは抜けないです。

 

しかし、このフィロソフィは身についてしまうと案外楽しいものです。

 

私は、仕事上の判断に迷ったとき、稲盛氏だったらどう考えるか…などとよく想像したものです。

 

大きな決断のときほど、「原理原則に従う」という考え方は役に立つと感じています。

 

数あるフィロソフィの中でも、いまだに大好きなフィロソフィの一つです。