単身赴任生活もドイツで2年半強、帰国してしばらく家族で住んだけど、それからまた単身2年もすぎ合計では5年ほどとなる。掃除も洗濯も料理さして苦にならない。しかも日本は何かと便利なのでドイツと比べると同じ単身赴任でもずっとやりやすい。今どき料理はクックパッドなどネットで調べればそこそこ本格的なものも作れるし、暇なら休みの日など気分転換にもなる(写真はスープから作った手作り担々麺。麺は市販だけど)

 ジョギング、たまにレースも入れてマラソン、ゴルフ、料理、読書、映画、英語などと趣味には事欠かない。

 しかしである。こうして調子を崩して三週間を超えてベッドの上でほぼ一日を過ごしていると、何と制約の多いことか実感する。最初は痛くて何もできず、ベッドでうなっているだけ。少しよくなってきても娯楽(読書、動画など)の気力もない。当然ジョギング、ゴルフはおろか歩いて3分のコンビニにも行けず、料理もできない。それでも治療を継続したら、あと二、三週間でそこそこできるようになる(に違いない)。

 しかしこの寝たきり生活をしてて思う。これって20年後にはこうなってるかもしれない。元気だからマラソンもゴルフもできるが、身体壊したらできないんだよな。英語も趣味だけど(仕事でもたまに使うし鈍らないようにと言うのもある、これも海外からの友人が来たら、また自分もドイツとか再訪したいからと言うのもある。でも動けなくなったらモチベーション続かなそう。映画や読書、ゲームなどは趣味とも言えるけど、どちらかと言うと娯楽。無理に趣味って作る必要ものではないけれど、家でできるような趣味も持ってたがいいなぁ、と思う今日この頃。元気になってもそんな視点も持ちながら過ごしたいものだ。