ここライプチヒに住む日本人の多くは、何らかの目的と強い意志をもっている。音楽家、芸術家、建築家・・・・たまたまミドリんがそんな建築家や芸術家のお誘いがあり展覧会を開く機会をもらった。準備やオープニングパーティー、展覧会の中でそんな彼らと話していて感じる。夢を持ち、自分の目的を果たす為に、ひたすら前向きである。ボランティア精神に溢れ、バイタリティ豊かだ。
 愚痴を言ったり、昔の武勇伝を語ったりしながら居酒屋でダラダラ飲んだりしてたって何も産まれない。損得勘定だけで行動してたって、心は貧しくなる。たとえ年齢を重ねようと、夢を忘れてはならない。前向きでなければならない。そんな事を感じた。。
 ちなみに、彼らはドイツへ渡って来て、比較的短期間で言語を習得する。もちろん相当の努力をしている。でも語学を習得する事が目的ではない。何かをなす為の手段である。そんなのを見ていると、「忙しい。年だから無理だ。」というのを言い訳にはできないよなー、と思う。

 
ライプチヒからの手紙-Art