四国遍路13巡目 10日目 | 鳥取じいじの放浪記~時々遍路

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時々遍路・時々巡礼・時々乗り鉄

2024年5月22日(水)

 

6時前に朝食のお呼びがかかりおいしくいただく。

 

さて、この日の行程はどうしたものかと考えてしまう。

この日の宿を5番近くに予約しているので予定どおり進めば午前中には行程が終了してしまう計算?

 

 

余裕をもって出立しようと思ったが行けるところまで行って、その後のことはその時に考えようと7時に宿を出る。

 

7時半を過ぎた頃11番藤井寺に着く。

駐車場にはすでに団体の姿が、マイクロバスが2台停まっていた。

聞けば逆打ちとのこと、この後ずっと遭うことになるだろうと覚悟した。

 

 

10番切幡寺では333段の石段を上らず初めて境内近くの駐車場まで原チャリを進める。

8時半と朝も早いのに思った通りの団体遍路、それも倍くらいに増えている。

 

 

続き9番法輪寺でも、

 

 

8番熊谷寺でも団体遍路と出会うことになる。

 

 

7番十楽寺、

 

 

6番安楽寺で同じ神戸ナンバーのバスの団体に遭う。

女性先達が率いていて灯明、香炉の様子が他の団体と比べて特別きれいなので気になって聞いてみると東京から飛行機で関西に入りバスで移動の区切り逆打ちツアーだった。

安楽寺以降は団体遍路と会うことがなかったが、一番マナーが悪いと思ったのが四国東部からの団体ツアーだった。

 

 

思っていた通り11時過ぎには本堂の屋根を改修工事中の5番地蔵寺を打ち終えてしまう。

 

 

予約している宿はすぐこの近く。

宿入りは16時以降でと言われているのでどうしようか?ここから1番に行き順打ちで戻ってくるか?

 

よくよく考えればこのまま逆打ちを続けても結果は同じ、続き4番大日寺を打つことにした。

 

 

もう後のことは何も考えずに3番金泉寺を打つ。

 

 

続いて2番極楽寺を打ち、

 

 

とうとう13時過ぎに1番霊山寺を打ち終える。

 

 

霊山寺の納経所で昼食の摂れるところを聞くと「道の駅第九の里」にカフェのようなものがあるとのことで行ってみることにした。

ちなみにお寺の隣のレストランには悪い思い出があるので却下、板東駅前の焼きそば屋は立退きでなくなっていると聞いた。

 

「道の駅第九の里」に着くと残念ながらカフェは営業していない。

時間はたっぷりあるし一度は行ってみたいと思っていたドイツ館に入ってみた。

以前ユーチューブで板東ドイツ軍捕虜収容所の映画を観て気になっていたところである。

 

 

ドイツ館の受付で近くのうどん屋を聞き遅めの昼食。

14時前、舩本うどんで唐揚げランチ\682をいただく。
 

 

まだ宿入りには早いので以前行ったことのある大麻比古神社を参拝。

 

 

捕虜収容所に関係の深いドイツ橋、

 

 

眼鏡橋を見て回る。

 

 

15時半宿に着くが時間つぶしで地蔵寺奥の院の五百羅漢に行く。

ここを訪れるのも久しぶりである。

歩きの時は前を通るだけだった・・・

 

 

16時を過ぎてやっと宿「森本屋」に入ることができた。

夕食は千葉の車遍路夫妻と台湾の歩き遍路夫妻と同席、台湾からの奥さんの方は日本語が堪能だった。

 

日本酒1合を頼んだが5酌くらいしか入らない切子のグラスで出てきて物足りず計3杯飲んだ。

結果1杯\700で\2,100、かなり高い酒?

 

 

この日は朝から団体の納経待ちに、時間調整にくたびれた。

 

宿の部屋の時計は止まったまま、照明は調光できない、2階の中国人宿泊者の話し声、ドタバタが夜中まで続くなど・・・

過去2回こんなことはなかったような気がする。

 

原チャリ走行:79Km 給油:2.54リットル