ナスカからバスで8時間、ペルーの首都リマに着いたときには体は疲弊しきっていました。
その理由は、ナスカで泊った宿のベッドに大量のダニがいたようで、全身100カ所ほど刺されて悶え苦しんでいたからなんです。
今までも、インドやパタゴニアの安宿でダニに食われたことは何度もあったんですが、こんなにもひどいのは初めてで、3日間、特に寝る前はひどく苦しみ続けました。。
一泊450円と安かったので喜んでたんですが、薬を同じ値段で買うはめになり、もうなんのこっちゃわからなかったです。
そうやってどうにか辿り着いたリマ。
同じホテルのドミで知り合った、フランス人のザビエと一緒に町を歩きしました。
リマは特にこれといった見どころはないんですが、ここがペルーなのかと思うほど今までの町との違いに驚きです。
特にミラフローレス地区という新市街のきれいな街並み。
まるでヨーロッパの高級ショッピング街のような雰囲気です。
そこの外れにある、ザビエのガイドブック一押しのレストランで、一時間並んで食べたセビッチェは格別でした。
やはりリマは海に面しているため、魚が新鮮でめちゃくちゃおいしい。
一皿600円と、いつも入るような安い定食屋のより3倍くらい高かったんですが、この味ではそれも納得です。
ザビエもめっちゃはまって、まさかの夜もセビッチェ食べてました。
その後、ビーチでサーフィンしてるのをぼんやり眺めたり、お土産屋を冷やかしたりゆっくり過ごしました。ザビエ君これで24歳にはちょっと見えませんでしたが。笑
そして次に向かったのがペルー北部に位置するカハマルカ。
バスで20時間かけて移動したんですが、地図上では数センチ。南米の広大さを思い知らされます。
マチュピチュを見てインカ帝国に興味が湧き、インカ帝国最後の皇帝がスペイン軍に処刑された町と知り、なんとなく来てみたんですがこの町が良かった。
町はほどよい田舎で、人がみんな優しい。
そして、皇帝が好んで入っていたインカ温泉もすごく気持ちよかった。自分で湯の量や熱さが調節できるので、もちろん熱々にして入浴。久しぶりに熱い湯船に浸かることができて、ダニに刺されまくって疲れきっていた体が癒されました。
そして、ツアーでクンベ・マヨという景勝地にも行きました。
ここはさながらペルー版カッパドキアといった趣で、巨大な岩の森がぼこぼこ乱立しています。
自分は遺跡を見るのが大好きなんですが、こういった自然の芸術を見るのも同じくらい好きです。
そこをスペイン語のガイドの説明を聞きながら奥まで歩いて周ったんですが、単語をちょっと覚えただけの自分のスペイン語では、残念ながらほとんど理解できませんでした。
けれど、ガイドのおっちゃんが僕のために知ってる英語を使って、なんとか伝えようとしてくれ、その気持ちが嬉しかったです。
ペルーは物価が安く、お土産も良いのが多くてすごく楽しかった。
特に屋台のご飯がおいしく、めちゃくちゃ安いので(200円あれば満腹)、よく食べてたらたまにお腹を下しもしましたが、そういう地元の人が食べるところで食べるのが自分は好きです。そういった店のほとんどはハエが大量に舞っていますが、観光客が行くような高いレストランにはないアットホームさがあります。
そういうご飯屋では必ず、一緒に食べてるおっちゃんとかが話しかけてくれて、うまいわーって言うと自分の店のことのように喜んでくれます。そんな会話の一つ一つが本当に楽しいし、そういう旅が自分には合ってるなと感じる。
旅もあと少しですが、できるだけその土地の人の生活に近づき、その土地の文化にもっともっと触れていきたいなと思います。














