こんにちは、安希子です。
昨日、クライアントさんのお話を聞いていた時のこと。
その方が、あることを習いたいと思ってYelpで調べていたら
何人か教えていらっしゃる人を見つけたそうです。
「場所が遠いから、Aさんのところに通うのは難しそうなんです」
私 ”うんうん。距離も大事だよね”
「それで、BさんはYouTubeでも動画を出していて
良さそうだけど、○○って言う組織に所属しているみたいで
そう言うバックがある人となると
結局はこっちに入らないかってことになりそうだし
考え方も多分私とは合わないような気がするし
…うんぬんカンヌン。。。。」
私 ” …… まだ会ったことないんだよね?
とりあえず、会ってみてから考えてみたら?”
+ + +
また別の知人の話を聞いていた時のこと。
仕事を始めようと思って二社に履歴書を送ろうと思う、と。
「A社は、自分が本当にやりたいことではないのだけど
そこで経験を積めば次に移る時に有利になると思うの。
この年齢から日本で仕事につくには何年かは我慢も仕方ない」
「B社は、トップがかなり癖があるって有名な人で
仕事内容も私の今やりたいことにぴったりなんだけど
何せこの業界での経験がないから
そこを突かれたらどうしようもないのよ〜」
簡潔にまとめたらこんな内容だった気がしますが
実際は延々と物語が展開されていました 笑
私 ” ……
とりあえず、履歴書送ってみたら?”
人間って、不安ベースの妄想って得意なんでしょうか。
あらゆるネガティブ要素を想定して心の準備をしておけば
何か嬉しくないことが起こっても傷つかないで済むように。
最初は事実だけの【点】だったものが、
話しながら上へ下へ左へ右へと
モンスターのように膨らんで
ハリウッド映画並みの超大作を作り上げていることもあります。
まだ会ったことがない人、
まだ行ったことのない会社に
そこまで「きっとこうなる」と思える妄想力があるなら
「きっとなんとかなる」とか
「きっと大丈夫」と言う
アファメーションにそのパワーを使ったら、
その通りの状況が起こるわけです。
有名な『聖なる予言』のシリーズにもこうあります。
私は立ち止まって、もう彼らは私たちにそれほど敵対的ではないと、
心の中にしっかりとイメージして、その期待を持ち続けるべきでした。
(中略)
私は無意識に特定のイメージ、つまり、彼らが私たちを捕らえに来ると言う
否定的な期待を、持ち続けてしまったのです。
それが問題でした。
否定的なイメージを長い間持ち続けていると、
それがいつか本当になってしまうのです。
〜第11の予言 ジェームズ・レッドフィールド〜
無意識に展開させている妄想癖に気づいたら
意識的に望む未来をイメージするようにしてみる。
そんな自分を上から観察してみると、また面白かったりします。
今日も素敵な1日をお過ごしください!