植物を枯らしてばかりだった過去の私。
ここ数年で学んだことが3つあります。
その1。ちゃんと世話をすれば植物は応えてくれる。
その2。でもどんなに頑張っても、枯れてしまうこともある。
そしてその3。
植物って、いつも想像の斜め上の出来事を起こしてくる。
具体例は枚挙にいとまがないけれど、今日はこちらの大葉の話をします。
去年プランターに種を蒔いた大葉は、一応芽が出たものの、期待したほど大きくならなかった。
葉っぱがいつまで経っても大きくならないので、待ちきれずにどんどん摘んで、あっという間に使い切ってしまった。
あんまり…お得じゃなかったかも。
そう思って今年は新たに種を蒔くこともせず、そのプランターにはローズマリーなんか植えて楽しんでいた。
そしたら!
そのローズマリーの横っちょから、新たに芽が出てきて、何だろう?と思っていたら大葉だったの!
そして何なら去年より立派に育った。
嬉しくなって、今日摘んで料理に使うことができました。
なんなのーめっちゃお得だった。
期待してないけどちゃんと育っていた。
面白かった。
ああ伝わるかなぁ、この感じ。
育てようと思っても、期待したほど大きくならなくて、でも何の期待もなく、気づいてさえいない時に勝手に育つ。
立派に。
それが植物なんです。
でもそれってたぶん、あらゆる物事に当てはまること。
種を蒔いておけば、期待してもしなくても、時が満ちれば芽が出て育つ。
例えば子育てなんかもそうだろうし、仕事もそうかもしれない。
そのことを形にして見せてくれてるのが植物なんだなあと、最近感じることが多いです。
去年友人がくれたジャスミンの鉢植えもそうだった。
葉っぱが全部落ちて、枯らしてしまった…と落ち込んだけど、そうではなくて。
よみがえって花を咲かせてくれました。
人間が諦めているとかいないとか、彼らには全然関係ないの。
すごいよね。
植物が育つ。
当たり前でもあり、奇跡でもある。
って思ってます。