格差社会をまじまじと実感。
「映画4本も見ましたわ。」
— 選ぶことすらできなかったので見ませんでした。
「飯ぎょうさん出てきましたわ。映画見ながら
取り放題のポテチを食べ、夜食にカップ麺を
食べたから、ちょっと気持ち悪いですわ。」
— こっちは不味すぎて気持ち悪いです。
「富士山ばっちり見えましたわ。」
— さぞかし二階席からの富士山は絶景でしょう。
我々は翼しか見えませんでした。
「思いっきり足伸ばして横になれましたわ。」
— 足短いけど、伸びません。
降りてからも、トランジットの荷物チェックのため、
我々は長蛇の列へ。
その横をあっという間に通りすぎてゆく彼。
ほんま感じ悪いです。
4時間もの間、お茶を飲むだけではさすがに
間が持たず、機内で自ずと控えめだったために
軽く昼食でも食べようかとなったのですが、
「ほんまに食い過ぎて入らないです。」
という彼を連れてフードコートで残り時間を
潰しました。
それでもまだ時間が余るので、意味もなくトラムを
端から端まで乗ったり(4分で着きます)しながら
何とか暇つぶし。いつもここでトランジットなので、
ほとんど100%知っているため、まったく新鮮味も
ありません。
ただターミナルCへの移動は光のトンネルを通って
行く、ちょっと面白い空間。
いよいよローカル便に乗って目指すは、
我が愛しのケンタッキーです。
前回乗ったローカル便もかなりの狭さでしたが、
今回のは今まででいちばん小さいのでは。
信行君の頭はパンタグラフのように天井を
こすりつけています。
1時間20分ほどではありますが、
窮屈さを味わいつつ、
それでもそれを上回る疲れがうたたねを誘い、
飛行機はケンタッキーの空へと進みます。
降り立つはレキシントン・ブルーグラス空港。
ブルーグラスとは馬が特に好む牧草のことで、
ダービーで有名な競馬のメッカ、ケンタッキーに
ふさわしいネーミングです。
そして空港の滑走路の横に見えるのは、
セリ市で名を馳せるキーンランド競馬場です。
ここは前回の時に、競馬好きな私が頼んで連れて
頂いたところ。ただその日は一番寒い日で、
-20℃の中凍えながらターフを見つめていたことを
思い出します。
(左の写真は前回撮影)そして空港ではなつかしの(去年の夏、京都で
会っているのでそんなに懐かしくはないのですが)
マイケル先生が我々をお出迎えしてくれまして、
ホテルへと向かいました。
その晩はホテル横の"Ruby Tuesday"という
レストランで再会を祝い、
また明日から始まるワークショップへ向けて、
気持ちを新たにする4人なのでした。