電車で、小学校一年生と思われる男の子2人が乗ってきた。
2人とも、きっと6年まで使うのかな？体の半分以上のリュックを背負ってか背負われてか。
ひとりの男の子は、前の車両迄行きたいらしく、ズンズン進んでる。
その後を着いて行く男の子は、図工の作品を両手で引きずらんばかりに持っています。
『待ってよ〜。僕もう歩けない！座ろうよ〜』
大きな声で叫んでます。
前を歩く男の子は、そんな声にはお構い無しにズンズン歩いていきます。
その様子を見ていた他の乗客の皆さんは、女性も男性も、目を細め温かい目で見ています。
その2人が前の車両に移る時、ドアに荷物が引っかりそうで大丈夫？と思って立とうと思った瞬間、
手前に座っていたお兄さんが、その子が気付かない位の抜群なタイミングでドアをそっと引っ張り、
その子はスッと次の車両に移っていきました。
先日の悲しい事件の後だけに、人の温かさに涙が出そうになりました。
やっぱり子供はいいなぁ。
未来で希望だな、と。
そして私と同じ様に思っている人が、きっと沢山いるんだなぁと思うと、嬉しくなりました。
あまり他者に構わない東京だけれど、とてもホッコリする出来事でした。
RAコスメティックス