片山尚志(片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ) オフィシャルブログ Powered by Ameba
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橋を架ける24年目

阪神淡路大震災から24年目です。

 

 

 

アラームをかけていた訳ではないけど、なんとなく5時半ごろに目が醒めました。ニュースで竹灯籠の灯を眺めながら、半年以上ぶりのブログ更新。

 

 

 

先日、関西テレビの「BRIDGE」ってドラマを観ました。


インフラの寸断された神戸で、復旧に2、3年かかると言われたJR六甲道駅をたった74日で復旧させてくれた建設会社の工事長と、それに関わる被災者の物語でした。

https://www.ktv.jp/bridge/

 

 


 

ストーリーテラーの野村周平演じる神戸の少年は、当時の僕のちょい上くらいかな??60歳で店の借金払い終わった途端に被災した焼き鳥屋の親父、歌いに来る歌手を冷ややかな目で見る住人、被災者側の目線に痛みをともないながら共感してしまう。

 

 

 

件の六甲道駅は、通ってた高校と目と鼻の先にあり、2時間かけて自転車で通ってた僕らは、ペシャンコになった駅を何度も目にした。そんな六甲道駅の写真や、昔あったはずの建物、当時見たニュース映像を、気がついたら顔をしかめて、食い入る様に見てしまった。ふた昔前のお話ですが、未だに身体の底の方にこびりついとるんやな、と。言葉にし難いモヤモヤが、胸の内に存在するって事を忘れずに居りたいと改めて思う。

 

 

 

フラッシュバックしたシーンがあった。

焼き鳥屋の親父が、ボランティアの青年に「やまない雨、明けない夜はないですよ」と言われ、馬乗りになってどつくんです。実は、当時の僕もペシャンコの民家の写真を撮りにきた夫婦と口論になったことがあります。今思えば、そういう仕事の人やったんかもしれませんが…すみません。なんか、はね退けたくなったんです。

 

 

 

普通に考えたら、ボランティアに来てくれてる人達なんで、感謝以外なんもないんでしょうけどね。

 

 

 

少し安っぽい共感の言葉は、受け取る側の精神状態によって、ナイフみたいになる事あるなぁ、って改めて思った。これ、日常でも気をつけなきゃね。あと、行動を起こさなければ信頼が得られないっていうのも同時に。24年間で楽しい事も失敗した事もいっぱいありましたが、色々あるのはすべて、思いっきり生きてるからです。生きているって事にだけは自信を持とうと思います。それを今日1日は実感しながら過ごします。

 

 

 

僕はありがとう、ってあんまり言わない奴らしいです。不遜な男っす。クソです。ただ、高校在学中、JR六甲道をめっちゃ利用してました。近くのカラオケにも友達とよう行ったし…。あの場所で、復旧の為に昼夜問わず働いてくれた人に、今更ながら、ホンマに今更やけど、ありがとうって思いました。

 

 

 

これまでも、今現在も、これからも、関わってくれる人に感謝しよう。ほんで、ちゃんとありがとうって積極的に言お…。今年の目標。

 

 

 

いつ終わるかわからん人生、死ぬまで生きる。

心構えをして、今日を楽しんで。

 

 

 

例年通り、いつも通り、そんな確認をしました。






あ、読んでくれて、ありがとう。




 

こんな地震の夜に

ゆれる数分前に目が覚めた。
思えば阪神大震災の時も、ゴォゴォと空から鳴り響く音(そう聞こえた)でゆれる数分前には、はっきり起きてましたね。



先ずは周りの人の安否確認。
周囲の無事が分かると、結構落ち着いて、もう何でもいい気がして再び横になった。



でも、あれ?今日のライブ出来るのかな…とTwitterで、交通情報を見て、酒井ヒロキに連絡した。今日は、ヒロキと2人で大阪スキッピーにて弾き語りライブの日だった。



「やれるかな」「どうだろね」
結局、電車動いたらやろうと、
1人も来れないなんて事ない限りやろうと、
店がやれない場合は2人で呑もうと、
約束して様子を見ることにした。



東日本の時、翌日のライブがやれなかった事をずっと後悔してきた。エレキと、念の為のアコギを機材車に積んで、名古屋まで行ったけども、中止。その時はそれが普通の対応だったけど、後々ずっと引っかかるものがあった。こんな夜に、こんな夜だからこそ自分の歌を聞きたいと思ってくれる人がいるなら、歌いたいと思うのです。



僕のTwitterのタイムラインには高校生、もしくは卒業して間もない大学生のTweetがたくさん流れてきます。勿論、彼らは阪神大震災の時は生まれてもいない。彼らの殆どがが「休講!ウェイ!!」ってなってるのを見て安否を確認した。こういうの批判もあるのだろうけど、僕は彼らのたくましさと明るさに少し救われる。



ライブはと言えば…。
お店の被害がほぼなかったのと、地下鉄とJRが動いた時点でやる事にした。そりゃあ、予約した人全員は来れなかったようですが、皆んな足を運んでくれました。感謝してます。わざわざこの日にライブを選んでくれた人のために、ぼくは「地球最期の朝がきて」を歌う。



こんな夜でも、
ヒロキとセッションは本当に楽しい。



こんな夜だったけど、
こんな夜だからこそ、
って気がしないでもない。







フリーのキャット


親友の命日に花を贈るように、一年経ったら自分の中での儀式を考えようと思ってた。



はじめて猫を飼った自分にとって、飼い猫がいなくなる辛さは筆舌しがたいものがありました。犬猫死んだくらいで落ち込み過ぎやろ、と世の愛犬家・愛猫家を「イヌネコ推し過ぎてる人苦手やわ〜」と卑下していた過去の自分に、懇々と説いてやりたい。



この一年、どんだけ空っぽの猫の部屋を覗きこみ、酒を呑む時間があったか。何度、同じ模様の野良に話しかけたか。猫の写真を見るのすら避けて暮らす自分がいたか。



墓なんてないけど、埋葬した霊園に手を合わせに行こうとエンヤコラ南丹波まで。



遠いけど…。
道中は彼女の事を思い出す時間。



死ぬ直前の苦しそうな姿だけが、映像として目蓋の裏に灼きついていたが、思い起こせば、結構顔の可愛いヤツでした。



今朝、久々に猫の歌が出来ました。
鼻歌ですが、起きてすぐ録音。沢山ありがとうと伝えてきたので、もう、落ち込むのは今日限りにしようと思います。



猫は世界で最も狡猾で自由な生き物。
霊園にきて分かったことは、こういう堅苦しい場所と彼女の魂は無関係な気がしました。足が少し不自由だった為、生まれてから死ぬまで家ネコ。その分、身軽になって好きなとこへ行け。転がる石は苔生さず、転がるネコは…転がってもネコ。ライカローリンネコ。



キングブラザーズのアンプに乗ったことある猫なんて、世界でお前だけちゃうか。







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