ふと気づいたら、ブログを開設してから一年が経過していた。

 

去年の5月に何となく始めたブログが。

 

今では日課のようになっている。

 

懐かしくなって昔のブログを読んでみた………。

 

最初は夫との出会いのことなんかを書いていた。

 

全部自分のことなのに、

 

「待ってー!その人とは付き合わないで」

 

と思ってしまった。

 

息子がされたことは過去の記録を読み返しながら書いたものも多い。

 

あんなことあったな。

 

こんなことあったな。

 

書いているとその時の情景を鮮明に思い出す。

 

恐らく幼い息子は覚えていないことの方が多いだろうが。

 

二人とも、よくあんな生活を送っていたなとしみじみ思う。

 

失業やハローワーク通い。

 

一時的に学童に通ったことの話も書いた。

 

そしてその中に運動会のことが書かれているのを発見した。

 

あの頃の私は『運動会って苦手だから行くのが億劫だな』と思っていた。

 

息子も何だか寂しそうだし。

 

何より、賑やかに応援する周りのご家族との差がすごくて。

 

私たちには似つかわしくない場所だと感じていた。

 

でも今はそんな風には思わない。

 

幸せそうに見える家でも本当は色々あるのかもしれない。

 

表には出さなくてつらい思いをしているのかもしれない。

 

世の中は目に見えるものだけではないということを学んだ。

 

それに私たちだって二人だけでも十分に楽しい。

 

 

 

 

今年は途中からお友達家族も一緒に応援すると言ってくれた。

 

息子の仲良しさんは『お昼そっちに行っていい?』と聞いてくれた。

 

なんだかんだで満たされているじゃないか。

 

そんな風に思えるようになったのも、今の生活のお陰だと思う。

 

来年、再来年ともっと大きくなった時。

 

息子が臆することなく何にでもチャレンジできるようになると良いな。

 

そのためには、私も自分を卑下してばかりではいられない。

 

幸せな時は『幸せだー!』と叫べるような人になりたい。

 

それを嘲笑するような夫はもう傍には居ないのだから。

 

私たちは今も夫との縁を完全に切るために藻掻いている最中だ。

 

相手があの人でなかったら、もっとスムーズに行っていたのかもしれない。

 

でもこれも私の人生。

 

逃れることはできないから精一杯やるだけだ。

 

今の私には弱いながらも自信を持って言えることがある。

 

それは、何があっても夫との生活に戻るという選択はしないということ。

 

時々揺り戻しの感情が起こっても。

 

ちゃんとここに戻ってこれた。

 

一歩進んで二歩下がっているように見えるけど、ちゃんと進んでるね。

 

二周年を迎える頃には『元夫』と書けていると良いな。