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復縁彼氏の元彼くんの
「まだかわいくなれる」
という言葉に
いろいろな思いがとめどなく溢れ
交錯したひより
何を伝えるのがいいか、
どうしたらわかってもらえるのか
このときの私には
そんなことを考えるような余裕はもはやなく……
そして、
私の口から出たのはこんな言葉でした
ひ「触らないで
私の同意なく、私の大事な身体に触らないで」
そう言いながら
彼が私の手の上に置いたままの手を
振り払おうとするひより
体格差があるせいでしょうか
彼の手はびくともしませんでした
前に振りほどいたことはあったはずなのに
敵うと思っていたけれど、
彼は手加減をしていたんだな
男の人の力にはやっぱり敵わないんだな
自分の力では
どうしようもないことを思い知って
自分の無力さに泣きそうになりました
ひ「この手をどけて
今、あなたに触られていたくない」
自分の意思を通すために
言葉で説得を試みることしかできないことが
惨めに思えてしかたありませんでした
彼は私の手を離さないままこう言いました
「ひより、落ち着け
なんか悲しいことがあったのか?
情緒不安定すぎるぞ」
誰のせいだと思ってるんだ
こみ上げてきた言葉を
すんでのところで飲み込んだ
ひ「なんであなたは部外者みたいなことを言うの?
私があなたに関係ないことで、
あなたに対して当たり散らしているとでも思っている?」
彼の素っ頓狂な発言で
少し冷静さを取り戻したひより
呆れつつそう言うと
「そうは思ってないけど、
いつもはこんなに怒らない」
という返事が来たので、
ひ「怒ると感情の振れ幅が大きくなって
消耗するのが疲れるから怒らないだけで
毎回、そう思ってるよ」
そう答えながら
自分の中で煮えたぎっていたものが
冷えて固まっていくのを感じました
ひ「もう疲れた
ここ数日、あなたのせいでメンタルはぐちゃぐちゃだし
仕事中にも恋愛のことを考えちゃうから
作業効率は悪くなるし
なのに、あなたは他人事だし」
この日は話し合いをするつもりで
彼と会ったひよりでしたが、
彼があまりにも的外れなことを言うので
そんな気持ちもなくなってしまいました
次第に怒りよりも、
「もうどうでもいい」という感情の方が
強くなっていました
続きます……
