⬇前回のお話はこちら





この10秒足らずの時間で私が考えたことは

各選択肢を選んだ場合のそれぞれのメリットとデメリットだった



彼を選ぶと答えた場合

メリット:棚からぼたもち的に結婚に繋がる相手の確保ができる

デメリット:スケジュールの調整が大変になる

隠し条件にとんでもない条件があったときがやばい



彼を選ばないと答えた場合

メリット:スケジュール調整が大変にならない

デメリット:結婚に繋がる相手を確保する機会を失う



隠し条件が気になるし、

話に来たというくせに、こんなのフェアじゃない


ここまで考えてふと気付いた

隠し条件は、復縁に関してのむ条件ではあるが

それが発動するのは

彼の口ぶりからして恐らく結婚の時か、その後


隠し条件がのめない条件だったら

やっぱりごめんなさい、でいいわけだ



(すべて自分の思う通り行くと思うなよ……)



不確定要素に対する不安がなくなったのが

決め手になり、彼の頬に唇で軽く触れた



「ほっぺはノーカンだろ」



ひ「唇にキスしてとは言われてない」



「じゃあ、唇に」



ひ「自分で言ったこと忘れた?条件の追加はなし

ところで、言わなきゃいけないことっていうのは?」



「俺が家事ができないやつだったら?

同棲してないから分からんやん」



ひ「元彼くん、入籍しないと一緒に住めないじゃん」



「ひよりがほんとに一人暮らししたら

週末だけそこに帰る」



ひ「あー、なるほど」



絶対勝手に冷蔵庫開けるタイプだから

生活費が今よりかさむ

家賃ももちろんあがるし、駅からも遠くなる

私のメリットほぼないな……

彼にも家賃を負担させるならあるいは……



下振れで彼は「家事ができない」と仮定した


➡友人2人のアドバイスを元に

「家事をやる気はあるのか?」

を次回確認したい





ひ「転勤っていうのは?」



「来年とか転勤あるかも……」



ひ「場所は?」



「分からない……沖縄とか北海道が濃厚かも」



ひ「それは困る。私が仕事辞めなくちゃいけなくなる、希望は出せないの?」



「出せるけど、ほぼ通らない」



ひ「そっか」



彼の転勤の際には、

「私の転居と転職は免れられない」

と仮定した




ひ「年収については……まぁ、だいたい分かるから大丈夫

国家公務員の給与って法律で決まってるから

全員が見られるんだよね」



そう言いながらちらっと時計を見ると

ちょうど日付が変わる頃だった



ひ「ごめん、明日早いからもう帰らないと……

車出して」




家まで送ってもらうとお礼を言って別れた




家に帰ってシャワーを浴びているときにふと気付いた

彼の話には具体的な結婚に向けてのスケジュールの話がなかったな……と