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「どういう人が好きですか?」



ひ「うーん、分かんないんだよね正直

あるとすれば、メンタル強い人かな

あ、あと嘘つかない人」



「メンタル強い人……僕強くないんですよ……」



ひ「うん、私が相手を潰さないか心配で」



「そんな詰めるんですか?」



ひ「そういうつもりはないんだけど

なんかしゃべるの考えないといけないから」



「会話をリードして欲しいってことですか?」



ひ「さっきのなんの意味もないみたいな

ほんとに言葉通りなのに、みんな余計なものを勝手につけるじゃん

どう伝えればまるいのか、ずっと考えてる

一生それは嫌だなって」



「でも、理由を聞けば理解できますよ」



ひ「感情優位なはずなのに、流されないのは知性か理性か

ただ瞬間はそれに支配されたような反応をする」



「え、なんて?」



ひ「ごめん、考えたことが思わず声に出てた

絶対感情タイプなのに、理性も持ってる

若いのにバランスがいいねって」



「それならひよりさんだって

絶対ロジックタイプなのに、感情にも寄り添ってくれる」



ひ「女の子と会話するときはいつもそうする

そうする方が私にとって利があるからね」



「り?あ、メリットってことか」



ひ「うん、さて、この話は終わり

私の損得思考が後ろめたく思えてきちゃう」



「他は分からないですが、今の話に限って言えば

全然悪いことじゃないと思いますけどね」



ひ「うん、私もそう思う

そうそう、そういう部分肯定的な考え方

私それ好きだなぁ

なんでそれがその歳で備わってるんだろうね」



自分がその歳の頃は自分の中に引きこもってたし

私は敵じゃないですよ~っていう

アピールがしたくて全肯定していた




ひ「ごめん、ちょっと疲れた

目を閉じていていい?」


と聞くと

いいですよ、と返ってきたので

遠慮なく目を閉じた




近くまで送ってもらうと

お礼を言ってその日は別れた