⬇このパーティーで会った人
この日のパーティーで
唯一連絡先を渡された人だ
ここまで書いてきた通り、
このパーティーでの出会いは
選ばなかった理由のデータを
豊富にすることに費やされている
この人もまたそうなのだが
唯一、連絡先をもらえて嬉しかった
アイスブレイク的な
「1人で来られたんですか?」
の質問に
「友だちに誘われて……」
と消極的な理由を答えるようにしていた
そもそも、
私が普段選ばないパーティーであったし
やっぱり相手の年齢が高いので
察して私に投票しないで……と思っていた
中間投票のときも
この人には投票しなかったし、
(そもそも誰にも投票していない)
それは相手も知っていた
それでも
2回目のトークタイムのときに
連絡先をくれたのが嬉しかった
この人がせめてもう5歳若ければ
進展させたいんだけどな……と思った
しばらくは
連絡したい気持ちもあった
連絡先を渡して
それが受け取られて
相手は連絡を待っているかもしれない
時間が進むことに
来ないんだろうな……って
残念に思うかもしれない
そんな思いをさせているのが
自分自身という罪悪感が嫌だった
でも、進展させる気がないのに連絡して
「無理です」
とはっきり伝えるのも
私がただすっきりしたいだけのエゴだ
相手は私よりうんと年上だ
こういうことも婚活の常だ
たぶん、あっけらかんとしているはずだ
そもそも
パーティーで会った有象無象のひとりのことなんて
もう忘れているだろう
大きすぎる年齢差だけがひっかかる人だから
余計に罪悪感がある……
