先の記事で触れた

「エレベーターで一緒になって

そのままカフェに行った男性」

がこの記事の男性だ



エレベーターで一緒になって

利用する駅が同じだっため

そのまま一緒に向かうことになり

それなら……と

カフェに行くことになった



私がカフェに行くことに同意したのは

先の記事に書いた女性のことを

聞きたかったからだ


同じガチ勢として

男性の目にはどう映るのか

それを聞くのにうってつけだった



案の定、彼は

「結婚というよりは、とりあえず彼女欲しい」

という感じで参加していたため

ちょっと圧を感じたという



「なんというか、女性の中で

結婚像みたいなのがガチガチに固まっていて、

それに当てはまる人を探してるんだな

って思いました」


というのは彼の弁である




私もそうであるが

欠けたピースを探しがちであることは否めない


私が〇〇だから

結婚相手には‪✕‬‪✕‬な人がいい……


この人だから結婚したいではなくて

この条件を満たした人と結婚したい

になっている



なんだか私

ズレてるのかなぁ……


婚活パーティーというフィールドでは

ズレているのだと思う




ここで強調したいのは

そのパーティーが

20代で結婚したい男女が集まる

という趣旨のパーティーだったことである



私がそれとなくそう伝えると

「付き合ってみて、いい人だったら結婚したい」

「こちらも真剣である」

ということを言っていた



残念ながら

人生の白線の内側を歩みたいと願う

アラサーには

そんな時間はないのである……



真剣にはいくつかの層が

あるのかもしれない


たしかにどちらも真剣なのだが

彼の言う真剣と、ガチ勢の真剣は

また意味合いが違うのだと思う


そこの目線を合わせるには

フィールドを変えるのが手っ取り早いし

最適解は相談所なのだろう



カフェを出ようとなったときに

彼が言いにくそうに


「LINE教えてもらえませんか?

またご飯行きたいです。」


と言ってくれた



彼の真剣とひよりの真剣は違うので

断ろうと思ったが、

目の前で彼が凹むのを見たくなかったので

まぁ、フェードアウトでいいかと

連絡先を交換した



「ほんとはマッチング希望もいちばんに書いてて……

まぁ、別の人とマッチングしたんですが……」


「でも、いちばん話しやすかったので」



まぁ、私が白紙で出しているからね……

と言う代わりに


「そうなんだ、ありがとう

また予定あったらごはん行きましょー」


と言っておいた



予定合ったら……というのが味噌である

というのは言うまでもないか



「話しやすい」は選ばれるみたいだ

普通にただ沈黙なく会話できるのと

話しやすいの違いはなんだろう?



ここは明らかにしていく必要がある

いつか、また、選ばれるために