修士課程で勉強してるこの彼、
ナイジャーからやって来たと言った。

フランス語では
ニジャー っぽぃ
英語ではナイジャー
そして
日本語ではニジェール

アフリカのこの場所。

$すたっふA in ワシントンDC
画像借り物です。。

元国連の職員で
それが縁でアメリカに移り住んだらしい。

最初の仕事の期限が切れた後は
IT関連の会社で働いてたけど
経済悪くて
レイオフ解雇されたとか。


フランス語話す国なので
何年も南フランス
エクサンプロヴァンスで長く住んでたらしい。。
マルセイユのちょっと北。。


そんな彼の今の職業は
日曜大工用品を取り扱ってる
全米でも大きな店
ホームディポ
日本のホームセンターを
でっかくしたよーなそんなとこ。


そこのブラインドのセクションで働いてる。


彼はアフリカ人だけど
フランス仕込みで
論議が大好き。
わたしたちはそこで
色んなことをしゃべった。


アメリカに対する不満とか
ヨーロッパとの違いとか
フランスの食べ物を恋しがってる話とか。。


色んな話しをしながら
彼には、
わたしたちが選んだ
ブラインドを必要な長さにカットしてもらった
しゃべった分
えらい時間がかったけど。。


だけど、聞いてて
とてもおもしろかったので
今日はそれを紹介したいと思います。。。




彼の母国では
親に話しをする時には
ひれ伏すのだそう。。。
顔は見てはいけないとか。。

だから
未だに電話で自分の親と話しをする時には
電話口で膝を付いてるらしい。。。


まるで
昔の日本みたいだ。。


訊いたら
年配者に対しても
ものすごく敬意を示すらしい。
ソサエティーも
地域のつながりが深くて
アメリカの犯罪率が高くどんどんなってるのも
この地域のつながりとか
ソサエティーの支えがないからだ
とか、、、
そんな話しになった。


マスター 修士課程で勉強してるくらいだから
今の仕事のポジションには満足するわけがない。。


わたしの大学の頃のクラスメートにも
アフリカからやってきた人がいた。
そのクラスでは
ウォークショップがあって、
グループに分かれてプレゼンとかあったので
とても印象に残ってる。

彼女は
アフリカから直接アメリカにやって来た人で
早く市民権を取得したいとずっと言ってた。
でも
最初の衝撃があまりに強くて
この発達したアメリカの社会に
圧倒されすぎてる感じもした。

エレベーターも
エスカレーターも
最初はどーしよぅかと思ったって
話してたぐらいだから。。



自分の国は
消えてなくなるよーなそんな国だから。
早く自分の国を捨てたい。。

そんなことをいつも言ってた。
だから
アメリカ人に早くなりたいと。。


わたしはそれをさえぎって
アフリカには
他にない自然もあるし
歴史もあるんだから、
と何度も言ったけど、
日本の血を引くわたしには
彼女の気持ちは分からないと必ず返された。

It's イージィ for you to say...

この話しを
彼にしたら
やっぱり反論した。
アフリカはいい国だ。と。
人類発祥の地なんだから
すべてはあそこからはじまったんだから。と。


だから
何年経っても
自分のルーツはあの地にあって
それがあるからこそ
自分の信念はゆるがないと。。。


そんなこと話しながらふと思ったことがある。

もしかしたら
今の日本では
多くの人が
そーいうコアなとこの支えがなくなったのかなぁって。。


わたしのクラスメートは
アメリカの物差しで物事を考えてたのかも知れない。
人間ってのは
人の物差しで自分のことは
はかっちゃいけない。。

人の物差しだったら
この時はこーなってとか
これが当たり前でとか
自分を締め付けることになるし
間違った価値しか見出せなくなる可能性だってあるし。。



アフリカ出身をどんどん自慢して欲しいと思った。

ハウサ語
ハウザ
と彼は発音してた。

DCで彼が出会った
日本人のドクターのことを教えてくれた。
そのドクターは
パーフェクトのハウザを話してたとか。。




フランス仕込みの論争好きの彼のお陰で
簡単にすむ買い物が
びっくりするくらすごぃ時間かかったけど
代わりに
すっごぃ楽しい時間をもらった。

わたしは
こんな出会いがすごぃ心地いいと思う。
もう二度と会わないような人でも
それでも
なんかすごぃいい出会いをする。
それってホントにたまらない。。


フランスのニュースを観てると
ナイジャーのことはよく出てくる。
いろんな問題がある。
フランスもいっぱぃ問題ある。
日本もいっぱぃある。
アメリカも数えたらきりがない。


でも、
どこにいても
何をしていても
やっぱり自分っていうものを持ってたら
ありえないような状況でも
がんばれるんだと思う。
コアな部分は
自分の国であったり
社会だったり
ソサエティだったり
コミュニティーだったり
家族だったり
そこがしっかりしてれば
きっと自分では立ってられない
と思うようなことが起こっても
なんとかかんとか
切り抜けられるような
そんな気がする。

$すたっふA in ワシントンDC


事情で奥さんは
フランスの学校で医学を学んでるって言ってた。
まだ一緒には住めないんだという。
でも、奥さんが来る時期が来ても
ここアメリカの
このワシントンエリアでは
子育てはできない。。
とほつりとつぶやいた。


彼は比べるものを知ってる。
でも、多くのアメリカ人はそれを知らなくて
これが当たり前と思って生きてる。
特にアフリカ系の血を引きながら
ルーツを知らずに生きなければならない人たちが
ここアメリカには大勢いる。

それでも
がんばって生きてる。
だけど、
もしかしたら
自分のアイデンティティー
アフリカにある人と比べたらないのかも知れない。
この国で、何代も何代も暮らしてきた
アフリカ系の人は、
そーいう意味じゃ・・・
ずいぶん損してるのかも知れない。。


それでも
最近はすっごぃ優秀な人は増えたし
そーいう優秀な人の活躍する場も増えた。
まだまだ変わらないといけないけど
    ホントにまだまだだけど
でも、少しは変わってきてる。。
明るい話題もちょっとはあるのです。。




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