ここのとこずっと気になってることがあります。
それを書いていいものか
どーなのかも
ちょっとしばらく考えてましたが
やっぱり書くことにしました。


それって
あの地震のことです。
被害に遭った人たちの
救出のことです。


アメリカでは
ある一定の日数が過ぎると
救出作業が
リカバリーに変わります。

作業が変わるのだから
それをちゃんと言葉にして
伝えます。

レスキュー隊のチーフとかが
そーいう風に
メディアに対して
ちゃんとリポートします。

メディアは
それでも家族は
奇跡を待ってますとか
そんな言いかたしたりします。



今、日本のニュースを見てたら
ずーっと安否という言葉が使われていたので
正直、びっくりしました。

わたしの解釈では
この言葉、
生きてることだと思うからです。


でも、
作業はたぶんリカバリーなのです。
すみません。。。


このまえ
NHKの放送では
過去に中国だかの
レスキューに行ったことのある
看護師の女性が出てました。

彼女が受け取ったメールの内容を
さらりと。。。
生存者を救出できなくて
ご遺体ばかりが
どーのと。。。

カメラは
すーーーっとその言葉は通り抜けて行ったけど
そんなところで
やんわり視聴者に伝えてるのかと
つい考えてしまいました。


わたしは
子供の頃、
ある人がある事故に巻き込まれたときに
不可能なことでも
絶対みんなが無理と断言しても
ミラクルはあるから
って最後の最後まであきらめきれなかったことがあります。
子供心に、でも誰にもそれは言えなかったけど。


だから
家族のかたや
関係者の方
ともだちとか
そーいう方とかは
きっとホントにあきらめるのは
最後の最後までないと思います。

そこは
よく理解できます。


でも、
やっぱりアメリカの
すとんと真実を告げるやりかたに
慣れてる人間は
やっぱりなんか不思議だと
思わずにいられません。


重機が使われはじめた時点で
リカバリーです。
レスキューじゃなくて・・・

でも日本語は安否。
やっぱり不思議でなりません。
これが、
日本語のあいまいさ
というところなのでしょうか。。。
それとも、、、
これが
日本のやさしさ
というところなのでしょうか。。。


DNA鑑定のためのものを
提出しろと報道しながら
家族は安否を知りたがってると。


一週間もして助かった人はいるから
リカバリーのミッションだけど
そーいう奇跡もあるから
っていう言いかたは
やっぱり
日本の社会では
受け入れられないことなのですね。。。


わたしは
家族でも関係者でもともだちでも
なんでもないけど
この安否という言葉が
かえって安易に聞こえてきます。
かえって非情に聞こえます。


真実は真実
でも奇跡もある。
それも真実。
考えられないくらいの事例ある。

リカバリーという言葉を使わないから
そーいう奇跡の話もできない、
みたいな
そんな雰囲気が漂ってる感じがしてなりません。。。


やっぱり、日本のルールは難しいです。



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