認知症の方に…。 | 「他人の視線が気になる」がなくなるヒント

「他人の視線が気になる」がなくなるヒント

気持ちが不安定になり、職場も勉強会でさえも一人で行けなくなった自分がコーチングに出会い、転職もしました。視線恐怖症からの脱出、そして自信と安心感を作ってあげたい、そんな思いを綴っていきます。


写真のこの金属の板

なんだかわかりますでしょうか?

写真の物は金属ですがプラスティックの物も多くあります。

大きさは12センチ✕7センチぐらい

この大きさでピンときたら電気工事や建築に詳しい方かもしれません。

こちらメクラプレートといいます。
カバープレートともいいますね

コンセントの位置を変えて使わなくなった所を隠す物です。なんとなくコンセントプラグ指す周りと同じ形なのは解ると思います。

これがたまに認知症の施設や認知症を抱えている自宅で必要となる時があります。

認知症になり、夜とかに探し物(だいたい探しはじめてすぐ何を探しているのかは忘れてしまいますが探し続けてしまう)を続けたり歩き回ったりする症状の方にあることが多いのですが

コンセントのこのカバーを何故か剥がしてしまうのです。

カバーと壁のほんの少しの間に爪を入れてけっこうな力で引っ張り剥がし壊してしまいます。

正直、剥がし壊すだけなら、この際いいのですが、電気の流れるところですので

何かの拍子に感電でもしたらと思うわけです。

そこでこのメクラプレート、ちょっとこの呼称は良くないですが

その中でもこの金属製がおすすめです。

まず、条件として壁との間に極力隙間がなく爪が入りにくく、尚かつ、金属で滑りやすい素材だと

剥がしにくいのでベストです。


しかしもう13年ほど認知症の方と関わってますが未だに剥がそうとする理由はわかりません。

認知症の方全部に出る症状でもありませんし、僕の経験ではそのうち落ち着いてきます。

中のコンセントを指す部分を外す作業が必要なのが面倒かもしれませんが

お困りの方は検討の価値ありと思います。