かたりましょうのたかしまりょうです。
今日はサクッといきましょう。
「わらう」と「はらう」は語源がつながっていると言われます。
「笑い」は「祓い」。
ワッハッハと笑うと、
場が、心が、祓われるらしい。
笑いの神事が行われる神社もあるくらいです。
たしかあったはず。
あったかなー?
あった!
熱田神宮です(笑)。
信じられなーい!という人もいるかもしれませんが、
笑いというのは、実はご神事なんですね。
笑いには信じられなーい!くらいの力があるのかもしれません。
「笑」という字の語源ならぬ字源は、
おーい、じげ〜ん!って、それはルパンですが、
「笑」という字は、昔は「咲」だったのだそうです(説の1つですが)。
「咲」は、「口をあけてよろこぶ」を表す字。
そして、「花が開く」という字でもあります。
パカッとあくさまを表しているんですね。
口がパカッとあくと笑いになり、
花がパカッとあくと花開くになる。
笑顔の花が咲くと言いますが、
まさに、笑いも花も「咲く」そのものなんですね。
「わらう」の語源は「わる」という説もあります。
笑うが悪?
おぬしもワルよのぉ〜
フォーッフォッフォ!
って、そのわるじゃありませんよ。
口を割る(わる)が変じて、
わらう(笑う)になったというのです。
日本語の笑うも、
漢字の笑も、
口をパカッとあける=割る=咲くというところで、
つながっているんですねー。
咲くは割く(さく)でもありますから、
音でもつながります。
スゴイなー。
おもしろいなー。
さくと言えば、
「避ける」も昔の言い方だと、
「避く」ですね。
何かを避けるときって、
怖れや不安でいっぱいになってしまいがちで、
逃げよう逃げようとしがちですが、
こんな方程式に変えてみるといいかもしれません。
避く=咲く=笑う
避けたいとき。
逃げたいとき。
ワッハッハと笑って、
笑顔の花を咲かせてみてはどうでしょう?
意外にサクッと、
問題はクリアになる(問題がなくなる)かもしれませんよ。
あれれ、
今日も結構長くなっちゃいましたね。
それだけは避けたかったんだけど、
サクッとはいかなかったー(笑)。