かたりましょうのたかしまりょうです。
最近、ダジャレの極意についてよく訊かれます。
・・・ウソです。
ちょっと見栄をはってしまいました(^^;)。
極意を訊かれるほどのレベルにはまだいっていません・・・。
が、
もし訊かれたらなんと答えるだろう?
と考えてみるのも、ムダではなさそう。
(実際は、ほとんどの人にとってムダだと思いますが^^;)
こんな感じでしょうか。
極意ですか?
そりゃあ、大変ですよ。
だって、極意といえば普通1つか2つだろうと思うかもしれないけど、
実際は、591個もあるんですから。
591(ごくい)・・・。
さて。
コホン。
いちいち反応に一喜一憂しないこと。
これぞまさに極意かもしれません。
一喜一憂せず、とにかく言ってみること。書いてみること。
たくさん言って、たくさん書く。
数をこなすこと。
「量」が大事なんです。
正観さんもよくおっしゃいました。
「天才とは量である」
ある講演でこの話をしたことがありました。
あ、ダジャレの量のことじゃなくて、
一般論として量を重ねることが大切という話。
ホワイトボードにも書いて熱く語ったのち、休憩。
休憩後、話を再開。
また量の話になったので、
ホワイトボードに書き足そうと振り返ると・・・
「天才とは亮である」
わー!
字が書きかえられてるー!
誰やー!
お客さん、爆笑。
ぼくは、あわわわ。
あわてんさい!^^;
じゃない、
落ち着きんさい!
ということで、ようやく落ち着いたのですが、
あー、ビックリしたー。
でも、こう書いてもらって、自ら量を重ねることが大事だとあらためて心に刻みました。
たくさん稽古しよう、と。
亮稽古・・・。
この言葉を胸に、稽古に励んだのでした。
ハーゲンダッツを食べながら。
はーげんだっつうの!^^
(アイスべき努力でしょ?)
591個ある極意のうちの2つ目は、
「余裕」。
余裕がないと、ダジャレは出てこないんです。
講演でも、余裕のあるときはダジャレが出てくるんですが、
まじめに話したり、一所懸命になり過ぎたりすると、
途端にダジャレが出てこなくなります。
塗炭の苦しみ・・・。
余裕があるということは、リラックスしているということ。
反対に、
余裕がないということは、リラックスしていないということ。
緊張や「ちゃんと」からは、
ダジャレは生まれてこないんです。
もちろん、緊張や「ちゃんと」がいけないといっているわけじゃ
あーりませんよー。
ただ、ダジャレには適していないというだけです。
もっとも、緊張と「ちゃんと」が一緒になっちゃえば、
「欽ちゃんと」だから、笑っちゃいそうだけど(^^)。
って、余計なことを書いている時間はないんです!
(余計なことしか書いてないように見えるのは、気のせい?)
話を元に戻します(元じゃなくて、もっとしてー!^^)。
余裕とは、余計なものを許す心です(ほら、余計な話じゃなかったー!)。
余計なものもあっていい
何の役に立たないものもあっていい
しょーもないダジャレもあっていい
そんな心の余白に、
ダジャレは舞い降りるのです♫
ダジャレが天使に見えてきた・・・(ぼくだけ?^^;)
そして、
天使は余裕の笑みを浮かべながら、
ダジャレを演じる(エンジェル)のです♪
よーゆうわ!(^^)
591の3番目は、
「くり返し」。
栗を何度もひっくり返すと、
マロンやかな味わいに・・・
って、そのくり返すじゃなくて!
1番目の「量」とも通じますが、
とにかくくり返しくり返し言うこと。
とにかくくり返しくり返し書くこと。
実は、もう1つのくり返しがあります。
それは、
「言葉をくり返し口ずさむ(つぶやく、頭の中で反復する)」
ということ。
ある言葉をくり返しつぶやくと、
同音異義語が出てきやすいのです。
ダジャレの基本は同音異義語ですから、
それが出てきやすい環境を整えてあげればいい。
その環境整備に役立つのが、
くり返しというわけ。
たとえば、「はさみ」が目に入ったら、
「はさみ、はさみ、はさみ・・・」とくり返しつぶやいてみる。
すると、
「・・・はさみ、はーさみ、はーさみー、はーさみぃー、はー寒ぃー」
というような変換が起こるのであります(^^)/
天使が舞い降りたのでありますv(^_^)v
(は~、寒ぃ~!)
すると、
寒いダジャレで寒くなった空気を、
舞い降りた天使があっためようとしてテンションを上げるのです。
「天使よん♪」
(解説:今の場合、「天使よん、天使よん、天使よん・・・天使ょん、てんしょん、テンション」とつぶやき変換が行われた)
さらに高等テクニックとしては、
「その前後に何かくっつける」とか、
「同じ意味の別の言葉に置き換える」とか、
極意の4番目以降もある(たぶん)のですが、
今日のところはこのくらいにしておきましょう(と余裕を見せる^^)。
あ~、長々としょ~もないものを書いてしまった・・・。
こんなときこそ、歌っておこう。
陰だ陽~♪ 陰だ陽~♪
ムダでもしょ~もなくても 陰だ陽~♫
陰だ陽~♪ 陰だ陽~♪
寒ぃダジャレも天使だ陽~♫