11月2日サンビームやないの市民劇場の運営サークルにあたり色々と準備しています。

この度は青年劇場の「星をかすめる風」ということで20代の数年間養成所から入団と縁あっての劇団で、サークル運営に関して力も入ります。養成所5期生の仲間も現在2名が50年プロの俳優の炎を燃やし続けています。今回もその一人がキャストとして登場します。

 

この作品の初演は2020年で、その時はコロナが始まった時期で大変だったと思います。私はウエブ配信で観ました。

内容はわたしの好きな舞台でした。

 

ところで28歳で東京から帰郷した私は55歳から地域で演劇活動を再開しました。振り返って18年、現在は小学校放課後教室で演劇をやり中学校では落語や朗読などやっています。

 

近年特に伝えたいことは言葉についてです。演劇の脚本は登場人物の台詞とト書きで成り立っています。配役された俳優は、その言葉で人物をつくっていきます。日常生活で生きている私たちは自然に言葉が出ます。つまり俳優の仕事と私たちの行動・言葉は密接な関係があるのです。

 

この「星をかすめる風」のなかで、こんな台詞があります。

 

渡辺看守が囚人ユンドンジュに言う

 「文章は魂を映し出す鏡だ」そして続けて「杉山は、お前の詩を持っていた。つまり、お前の魂を持っていた」

 

どうです素晴らしいと思いませんか