演劇教室とは
私たちは普段、言葉をとおして生活しています。家庭や学校・地域大人になれば職場など、そんな環境のなかで人間関係が生まれ行動して、それが言葉になります。苦しいこと楽しいことなど感じ、その言葉は表現をしています。言葉だけではありません黙っているからだも表現しています。
演劇は創っていくとき初めに台本に書かれた言葉しかありません。ですから、その言葉がどうして出てきたのか辿(たど)っていかないと表現できません。日常では自然に出てくる言葉を演劇をとおして調べているのです。検証とも云います。無言のからだも同じことです。
その様なことで演劇は日常生活と深く繋がっています。言葉が人を創っていく、子どもさん達に伝えていきたいなと思っております。
教師 中村享郎