安田一角の隠れ家交遊庵に取り入ったお隅は一角の疑念を上手にかわし寝間に入り仇を取ろうとします。一方麹屋では亭主が暁方富五郎が血塗れで死んで傍の書置きを見つけ大勢を頼んで交遊庵に駆けつけると、お隅は返り討ちにあい死んでいます。直ぐに書置きを羽生村へ持たせてやりました時には、母も惣吉も多助も恩知らずのお隅と憎んだことを詫びます。そして母と惣吉は二人の敵討ちの準備をし村の人たちに送られ上総東金の花車重吉を訪ねます。時は寛政十一年十二月十四日、年を取りました惣右衛門の未亡人が十歳になる子惣吉の手を曳いて。その翌年春年始花車重吉は行き違いに惣次郎の墓参りにやってきて和尚からお隅のことを聞きます・・・・