太宰治にしてやらてた。

正義・信実・名誉・愛・誠、という言葉に対して、

不信・欺く・裏切者・不名誉という言葉を使っている。

この相反を使い分けながらメロスの物語は進行していくのだが、

刑場に突入する前のメロスの言葉

「それだから、走るのだ。信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。人の命も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。ついて来い!フィヒロストラトス。」

わたしは、この台詞にずっと引っかかっていました。

ここに太宰の本音があると思っています。

それはなにか!?。

この物語のなかに一回も出てこない単語。

そして太宰のモチーフであろう言葉。

わたしは数百回も読み、稽古をしながら辿り着いた。

隠されている主題は『罪』私はそう確信した。