さすがにきつい。

今日から本格的に通し稽古ができるようになった。

約40分声を出し続けるのは精神的にも肉体的にもきつい。

まだ、間違えながらの通しであるから間が狂った喋りになる。

間違えを思い出し訂正はできるのだが、場の緊張はそこで崩れる。

40分通し、40分レコーダーを聞く、

かなりの集中と冷静な分析が必要とされる。

その後、崩れた場所を再度やり直し固めていく。

1回の稽古に2時間要る。

初心のイメージを実現していく、

なんかおかしいような錯覚に陥るが、表現とはそんなものであろう。

アナウンサーや声優のように基礎訓練・技術に欠けている私の、

勝負どころは肉体の燃焼。

メロスは途中で倒れたが再び起き上がってギリギリで間に合った。

わたしの作業もメロスと重なるところがこの作品テーマであり、

それが、客席に伝わればこの作品は完成する。