来月87歳の誕生日を迎える母が、

先日、病院でその一生を閉じました。

一連の葬儀も滞りなく終え、

改めて振り返ってみて、

母親の存在のありがたさに感謝の念が大きくなってまいります。

25日間の病院での母の姿は、

子どもとしては辛いものがありましたが、

母はわたしに朦朧としながらも大切なことを伝えてくれました。

それは人間の一生の最後の幕で、

それまでの多くの場面を思い起こさせてくれるものでした。

魂が肉体から放れて行くとき、

魂の存在を改めて実感しました。

87年の肉体と共にした魂は、

喜びや悲しみなど、様々な山や谷を通り越して、

魂だけの世界に帰って行きました。

火葬になるまでの肉体だけの母の顔が、

大変穏やかであったことに、

なんともいえない幸福感に満ちていました。

ありがとうございました。