「 平成 ねずみ小僧 」

作者のメッセージが含まれているセリフ・・・ちょっと紹介!。

全く身に覚えがない容疑者!容疑者が犯人だと思い込む刑事!

容疑者を犯人に仕立てていく婦人警官・紀子!

この3人が絡み合いながら、新たな衝撃的犯人像「平成のねずみ小僧」を作り出していこうとするのだが・・・・

刑事  こそ泥で終らせるにはもったいないよなあ~紀子君・・・

             今回、犯人「福田民雄」が!世直しの憂国に駆られて犯行に及んだ!

     新聞記事に書いてもらう、真相はどうだっていい、

     金余り老人、窃盗に合う、世間もびっくりするような、

     いくらお年寄りが、お金が要らないのに必要以上に持っているからといって、

     盗んで良いという法律はない、法の遵守の面目が保たれるためにも、

     火炙りの刑が断然有効になってくるのは!次の目的がある!

     第2、第3の福田民雄を待つ!

     たかが窃盗!されど窃盗で死刑になれる!

     平成の英雄「ねずみ小僧」に憧れる予備軍を次々と誘引する!

     福田民雄の憂国の精神があたかもあったように、国民は錯覚する!。

     そこまで見通した犯人「福田民雄」は勇敢にも堂々と火炙りの刑に服していった!

     見事な!あっぱれな!最期を印象付けることで!

     犯人!「福田民雄」の本懐が完結する!。

      

     ここの部分は何とかなるんだよなあ~  紀子君・・・・

五木の子守唄が流れ、婦人警官・紀子は一年前死んだ犯人の祖母になり、歌いながら・・・・芝居はいよいよクライマックスへと突入していく・・・・・