乗り遅れと出会い | かたりのブログ

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本日も晴天なり

2011年6月、いつも読書をしていた公園の藪蚊に降参して(これが旅のきっかけ)、初めての一人旅を特典旅行(マイレージによる無料旅行)利用で1か月のフランス横断から始まった世界旅行の間、乗り遅れることはありませんでした。

 

あれから6年、今回、とうとうやってしまいました、乗り遅れ!

 

すっかり気に入ったベルリン、3泊にしても飽きなかったのですが、小旅行をしようとベルリンから1時間半離れたライプツィヒに行くことにしました(ガイドブック任せ)。

 

朝8時29分発の特急、30分ほど時間があり椅子に座ると珍しく若い日本人女性が隣にいたので話かけると1か月かけてヨーロッパ鉄道一人旅をしているとのこと。

 

目の前にピカピカの列車が止まっていたけれどドアは閉まったまま、中に人は乗っていないし、気にも留めず話し込んでいたら発車時間が過ぎて、おかしいと思いホームにいた人に尋ねると

 

「今、行ったとことろだよ」。

 

どうやら、私たちが待っていた場所で止まっていたのは切り離し車両だったようで建物の陰で乗り込んでいる車両が見えなかったことがわかりました。

 

待ち時間に話していた彼女は終点の「ミュンヘン」に行くところで同じ電車ということでお互いに疑問なく待っていました(一人なら確認していたと思います)。

 

次の電車は1時間後というのが何よりもの救いとはいえ、トホホの気分のまま、「ライプツィヒ」にやってきました。

 

30分近く遅れて発車したというのに予定時間に到着、アナウンスの駅名の発音が聞き取れず隣の人に聞いて慌てて降りました。

 

今思うと、これも1本遅らせたからかもかもしれなかったです。

 

バッハ、ゲーテ、ニーチェが住んでいた街「ライプツィヒ」、とても美しい街です。

 

ホテルを探していると珍しく年配の日本人ご夫婦と出会いました。

実はこのご夫婦、到着した時にお見かけしていたのですが、その時は素通りしました。

 

又してもお会いしたので声をかけましたら、4夜連続のオペラを見に京都からやってきたということです。

 

舞台好きな私、話が弾みました。

ご主人のほうの趣味で色々と教えて下さり、その間、奥様がずっと笑顔で(大抵は不機嫌になる)素敵な時間でした。

 

コンサートを見るためにヨーロッパに来られているそうです。

 

実は私、最近、目的なく旅を続けて、行き詰っていました。

なんと贅沢な・・・。

 

でも、このご夫婦に出会うために神様は電車を1本、遅らせたのだと思った出来事でした。

 

ライプツィヒ、居心地が良いのであと2泊することにしました。

 

 

こんな街並みが続いています。