10年ほど前に、癌で療養中だった知り合いのお見舞いに行こうと思ったけれど雨が降っていたので、来週にしようと思い行きませんでした。
その3日後に亡くなり、あの時の判断の後悔を思い出すことがあります。
行こうと思った前日、着信履歴があったけれど、病院ということでこちらからかけませんでした。
死後、ブログでその時の電話の意味がわかり、もし、行って話をしていたら、励ましになっていたかと思うと切ないです。
長女が3歳の時、熱性痙攣でひきつけを起こし、死んでしまうと思ったことがありました。
それからは、毎日が最後みたいに思って精一杯、接するようになりました。
あの経験がなければ、別な接し方をしていたと思います。
今、話題の歌舞伎役者の奥様もきっと、そんな気持ちで家族と接していると思います。
ベルンの自然史博物館に雪崩で死にかけた人が人生をが走馬灯にように思い出され、あの時にもっと優しくしてあげれば良かったとか思う、という記録がありました(日本語ナレーション)。
自分は誰にでも手を抜くことなく精一杯、接しているから思い残すことないけれど、傷つけられたことは残念なことに忘れようにも忘れられない…。
きっと、死ぬ時にリセットってことで、だから、人間なんだと思っています。

ベルン自然史博物館、70人の命を救った救助犬「バリー」の剥製があります。