お昼時になると、そんなに腹が減ってなくても減った気になるのが人間というものだ。
お昼は親友ボンジンのご実家である店でランチの予定だ。
老舗の二光堂 寶来亭。
ステーキ丼で有名なお店だ。
店先では松坂牛はもちろん、飛騨牛の串焼きなども売っており、こないだ【おじゃマップ】の撮影があった際、香取慎吾やザキヤマ、速水もこみち、ももち、塚地武雅、真琴つばさに会ったと興奮気味にその友は語っていた。
もこみちのオーラがハンパなかったそうで、後日放映されたおじゃマップを録っておいてじっくり観ると、もこみちたちを見つめる友の顔がちょろっと写っていた。
旦那には決して見せない表情だ。
予め参上することは言ってあったので、待ってましたとばかりに案内してもらう。
それにしても、すごい人だ。
年配の団体客も入り、うちらが注文を迷っている間にステーキ丼が次々に運ばれてくる。
じーさんばーさんチームは豪勢だ。
自分だけならわかの相手をしているご褒美として絶対ステーキ丼だが、ガキンチョ4人の分まで注文したら、間違いなく明日からの生活に困る。
隣の席のステーキ丼に目を奪われている次女アーノとハラペコリーナをよそに、内宮に来たらやっぱりコレやよね~と、朝から決めていた伊勢うどんの注文を急ぐ。
すると、メニュー表を見ていたハラペコが蚊のような声で「全部じゃなくていいんやけど…てこね寿司も食べたいな…。」と言いニタッと笑った。
ステーキ丼を食べさせてやれない後ろめたさからてこね寿司も一人前だけ注文した。
食べかけで悪いが、やっぱりウマい伊勢うどん。
見た目ほど濃くないのが特徴。
てこね寿司は、食への興味が薄いユーハ以外で分けて食べる。
ボンジンから松坂牛のコロッケとドリンク
人数分差し入れしてもらった。
あまりの嬉しさに写真を撮るのも忘れてガッつく。
ありがとう、ボンジン。
腹一杯になったら、伊勢神宮参拝に向かう。
まずは、鳥居の前で記念撮影。
タラ~タラ~とそこらへんを歩いていたわかが子どもたちの後ろに回り、うっすらとその不気味な姿を覗かせる。
子どもたちに二礼二拝一礼を教え、鳥居をくぐる。
いくつかある鳥居の前での作法はしっかりさせる。
写真を撮ろうと思い、子どもたちに鳥居の前で礼の写真を撮るから行っておいでと声をかけると、わかが猛ダッシュで駆けて行った。
子どもたちだけでいいのにと思いつつも撮ってあげる。
戻ってきたわかがのたまった一言。
私が子どもらの面倒見とるみたいやん。
川の水に清めてもらえよ。
どんどん歩いて行くとたくさんの大木がそびえ立っていて、子どもたちはいちいち大木に興奮してしがみついていた。
歩いて行く参拝客がクスクス笑っている。
やっと着いた正宮。
上での撮影は禁止なので階段下から撮る。
式年遷宮に向けての新しい鳥居の建て付け工場も見れた。
めったにできない経験をさせてあげられたなと私一人自己満足。
神宮参拝の間、わかは一人でどんどん歩き、座り、歩き、座りの繰り返しで、一度足りとも子どもたちの歩幅に合わしやしなかった。
天照大神の御前でも我が道を行く女・わか。
恐るべし。
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