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前回のFX過去チャートEURUSD検証は、右肩下がりダブルトップネックライン割れで売りエントリーし、利確までの話しでした。
FXチャート的には「38h」まででしたのでその続きを書きます。
「38g ~ 38j」まで上昇トレンドを刻んだレートは、右下がり赤MAに抑えられる形で下降を初め、「38k → 38l」と値動きし、「38l → 38m」でネックライン(図中:赤NLライン)を割りました。
上記トレード足チャートで見ると、ネックライン割れで「売り」エントリーしたくなりますが、このとき上位足ではどうなのか?見てみます↓
上記したFXチャートの赤で囲った足がトレード足で売りエントリーを検討した箇所です。
トレード足では売りエントリーしたい波形だったものが、上位足では右肩上がりのダブルボトムの右肩部になるのでエントリーは控えたい箇所でした。
エントリーしても良いのか?悩んだとき、トレード足よりも上位足(相場環境足)の方を優先するのがセオリー的な事が言われていますが、つまりはトレード足、上位足どちらを見ても売買したくなるかどうか?が必要だと私などは思うのです。
この場合、トレード足では売りエントリーしたい波形でしたが、上位足ではむしろ不向きだったのでエントリーは見送るべきとなります。
実際にそれ以降のチャートはそこから上昇していっているので売りエントリーしていたら損切りに合いましたし、無駄打ちを無くすためにも売買に迷ったらトレード足と上位足を比較しながらチャート検証すると良いと思います。