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前回のＦＸ過去チャートＵＳＤＪＰＹ検証で、日足の上昇トレンドラインが影響してその付近での「売り」エントリーは見送ることが多いと書きました。
下記に上位足である４時間足のチャートを添付します↓
赤の２本の垂直線の間がトレード足（１時間足）で記した範囲で、青垂直線のところが前回ダブルトップネックライン下抜けで「売り」エントリーを検討した箇所です。
上位足で見ると、日足上昇トレンドラインだけでなく、日足に相当する移動平均線（赤ＭＡ）、赤水平線（＝レジサポライン）に下落をサポートされており、「Ｓ５」より下に抜けにくい箇所になっています。
前回言いました”リワードが取りにくい”というのはこういう理由があるからです。
エントリーするラインから、たとえ下がったとしても赤水平線までの距離（図中：ｂ幅）をリワード、エントリーラインから損切ライン（Ｓ２直上）までの距離（図中：ｂ幅）をリスクと考え、リスクリワード比率が１：１以下になるのでエントリーを控えたことになります。
今回のは日足は上昇中、４時間足・１時間足は下降中の状況で「Ｓ１」、「Ｓ２」のダブルトップができた箇所は、いわば日足の押し目の部分でした。
日足上昇トレンドラインや日足ＭＡなどからの距離がある場合はそれほど気にしなくても良いですが、今回のように近い場合は考慮しておかないとエントリーした途端、逆行する事態にあうので注意が必要です。