先日来られたお客様から、ちょっと酷い話を聞きました。

 

 その方の入門された道場、入会するのに道場指定の道着、木刀、居合刀を購入しなければならず、真剣を買う時も、道場主から買ったものでないと使えないとの事でした。

 

 まぁ、この辺までは、時々あるかと思うのですが、話を聞くと更に酷いのです。

 

 教本の類は一切無し、道場主が一度、形をしたら、すぐにそれをさせて、間違えられると叱責されるそうです。

 

 特に大きな組織の傘下にも入っていないようなので、昇段審査も、すべて道場だけで行います。

 

 ですが、「え!」と思ったのが、全員が同時に審査を受けなければならず、仕事などで来られなかった人も、一律に受信料を徴収されると言うのです。

 

 もちろん、審査基準は道場主が気に入るかどうかということだそうです。

 

 道場主が気に入れば、飛び級と言うのもあるそうです。

 

 まだ入会して何年も経っていないものでも、道場主が可愛がっている人は、いきなり、何段と言うふうに飛んじゃうそうです。

 

 試斬もするらしいのですが、畳表は、会員が巻いて用意をするのに、斬る時は、1本いくらと言う風にお金を徴収されるのだそうです。

 

 更に、道場主から買った真剣がない場合、刀を貸し出されるのですが、畳1本斬るごとに、千円の使用料が取られるので、10本も切ると刀を借り賃と畳表代で1万円以上になってしまうそうです。

 

 予算に限りのある人は、当然切る本数を極力抑えようとするようです。

 

 いやはや、凄いところもあるのだなぁと思いました。

 

 私の団体でも、試斬はします。

 

 畳表は、会員に巻いてもらったりもしますが、I本斬るのにお金は取っていません。

会の刀の貸し出し料などもありません。

 

 ごみの処分経費は、基本みんなから集めている会費から支払います。

 

 お客様も、かなり嫌になっておられて、他の団体に移籍を考えておられるようでした。

 

 色んな所がありますね。

 

 事前にかなり入念に会則等調べて、入ってから知らされる内容は無いか、ちやんと聞かないと大変やな〜と思いました。

 

 

 

 

 

 

超軽量なお刀です。

模擬刀並みの軽さでいて、しかし樋は浅く、強度はしっかり持ったお刀です。

女性や、身長の低い方の居合には真向きと思います。

 

【軽量、扱い良し】「無銘」67.0cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!