5月2日、3日と、京都のみやこめっせで開催される、第26回京都刀剣祭りに、池田美術も出店させていただきます。 

 

【会場】京都市勧業館「みやこめっせ」特別展示場(地下1階) 

 京都市左京区岡崎成勝寺町9-1(二条通東大路東入) 

 

【開催期間】 2024年5月3日(金)~4日(土)    午前10時~午後5時〈※最終日は午後4時閉場〉 

 

1ブースなので持っていけるお刀も数が限られるのですが、切れ味保障のお刀や、訳あり特価のお刀など20数振りを選んで、店開きさせていただく予定です。

 

是非当店の商品を確認にお越しください。

 

 

 

 

 

 大きな目釘穴が開いている刀に、柄の目穴を細めに作れば、当然の如く、刀身が動いてきます。

 

 周りの柄木がしっかりしていれば、最初は動きませんが、何度も振っている内に、だんだんとずれて隙間が生じてきます。

 

 そのため、頭身の目穴に合わせる形で目釘を作り直しています。

 

 しかし、持ち込まれるお刀や買ってきたお刀で、ぴったりと合っているものの方が少ない位です。

 

 居合や抜刀道をされている方の方にもそういうものをよく見かけます。

 

 皆さんも、鍔鳴りがしだしたら、少し確認してみてください。

 

 目釘穴が合っていないサインであることも多いです。

 

 ところで、刀身の目釘穴がとても細い場合もあります。

 

 その場合、その穴に合わせて柄を作ると、目釘はが細すぎて強度に問題が出そうな柄になってしまいます。

 

 そういう場合は、刀身の目釘穴を、鑢などで少し広げて、これなら大丈夫と思った。広さにしてから柄を作ったり柄な穴を広げたりしています。

 

 ただ、ここでももう一つ問題は生じます。

 

 穴をどこまで広げるかです。

 

 私たちのように、刀で物を斬る人間はやや太めにしたいところですが、美術刀剣の世界の、一流の柄巻きさんの話だと、柄に5ミリ以上の穴を開ければ、柄木そのものにかかる負担が大きくなって、逆に強度が落ちるとの話も聞きました。

 

 結論的には、当店の場合、刀身の穴は6㎜、目釘は、5.5㎜を1つの基準に考えて作業をしています。

 

 目釘も、太ければ太いほど良いと言うわけでは無いのが難しいところですね。

 

 

 

 

 

 

軽量・樋鳴り「ヒュンヒュン」・剃刀の斬れ味・時代の高級鍔・白鞘、ツナギセット

これ以上無い程豪華なお刀です。

 

【研ぎ上がり・斬れ味保証】「宮城典真」 71.4cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!

 

 

 この新装開店にあたっては、多くの方から、胡蝶蘭の豪華な鉢植えをいただきました。

 

 ただ、私も含め、、スタッフに花のお世話をする心得のあるものが居りませんでした。

 

 そこで、お客様に差し上げようか、どういう風にしようか考えていたところ、胡蝶蘭を回収して、老人ホームや介護施設に寄付している団体を見つけました。連絡を入れて早速きれいなうちにお願いをしました。

 

 お金にはならない話ですが、皆様のお気持ちを、生かせる道と思いましたので、そのようにさせていただきました。

 

 これは、私たちが、刀の買取にあたっても心得ていることに似ていると思いました。

 

 皆さんそれぞれ使ってきた方に思い入れがあります。

 

 できればそれをその気持ちを受け継いでくれる方に持っていただきたいと言う思いにつながっているような気がいたしました。

 

 お花を下さった皆様方、また、、応援してくださる皆様方に心から感謝をしつつ、ご報告をさせていただきます。

 

 

 

 

刀身も素晴らしいですが、拵が超豪華なお刀です。

拵だけで、普通の刀が買えてしまうような豪華さです。

 

 

【 豪華な拵・予備拵あり】「藤原国包」 72.8cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!

 2017年7月の記事に、娘が既に手伝ってくれていた跡を発見しました。

 

 懐かしさと、ありがたみを思い出したので、もう一度載せて見る事にします。

 

 

 居合人口の拡大を図りたいと、地元の小学校(私は娘で五代はこの小学校に通っています)の体育館を借りて居合教室を始めました。

 

 自宅の前(うちの村では昔からのメインストリート)に大きなポスターを張り出して、一ヶ月、やはり中々人は来ませんねー。

 

 位置づけとしては、私が会長をしている居合団体の稽古場の一つとしていますので、そちらの会員で、時間の許す人が稽古に来るのみで、ポスターの効果未だあらわれずです。

 

 出来れば、近くの子供や高齢者にも来てもらって、交流の場としたいのですが。

 

 道程は厳しそうです。

 

 この頃は、未だ居合と仕事のバランスがしっかり取れていて、金曜日と日曜日更に、部屋の開いている時は、別の施設で稽古を頑張っていました。

 

 今は、仕事が9割に成ってしまいました。

 

 今は、旧事務所の離れの家を壊す事を考えています。

 

 出来れば、そこに誰でも稽古に来れる施設(自分が一番稽古したい)を作りたいですが。

 

 まだまだ、難問山積です。

 

 ま、投げなければ、今回の新店舗の様に、いずれ叶うと信じています。

 

 

 

肉眼で見てもハッキリれほかる程、地肌が良く出た、所謂「肌物」のお刀です。

面白いので鑑賞に良いと思うのですが。

【新々刀上作・研ぎ上がり】「南海太郎朝尊」 49.2cm 、鑑賞に・拵を付け居合・試斬刀として!!!

 

 昨日、石清水八幡宮の奉納演武を、無事終了しました。

最初は、昨夜「本日は、」と書き始めましたが、昨日は、疲れてフロアで寝てしまいました。

 

 朝から、微妙なお天気でしたが、早朝、大量の畳表を洗い、斬り台等準備一式を積んで、出発しました。

 

 直前まで、神社側も迷いましたが、結局雨が強くなり、体育館での演武と成りました。

 

 それでも、1人の怪我人もなく、無事終われた事は、大成功だと思っています。

 

 いつもは、本殿脇で試斬奉納もするのですが、小雨が降っていたため、会全体としては中止となりました。

 

 ただ、どうしても斬切りたいと思う馬鹿者だけ(私も含む)が雨の中斬りました。

 

 さすがに雨の中で焦りながら斬るとなかなか上手く行きませんでしたが、「形で斬る」が身上の戸山流で試斬無しは考えられなかったので、少しがんばりました。

 

 連日の疲れもあり、ヘトヘトになって帰ってきたら、旧の事務所前で水たまりに足をとられて、大転倒。

 

 先週の月曜日にも、自転車で大転倒して、左の膝や、肘、頭を切っていた所を更に強打して、痛い。

 

 頭まで泥だらけに成りました。

 

 あまり、無理をするなと言うご神託かな。

 

 とりあえず、泥だらけで自宅まで戻り、自宅で一杯やってる内に、寝てしまいました。

 

 でも、伝統は守れたと思います。

 

 私は、先人が、様々な努力をして、誠和会のバトンを託してくれた事を知っています。

 

 身体はちょっとボロボロですが、誠和会の伝統行事を大過なく、守れた事に満足しています。

 

(朝から空模様が微妙です)

 

(でも、頑張って、畳を洗って準備しました。)

 

(結局体育館で実施しました。紋服が私です)

 

(終わりの刀礼です。会員に許可は貰ってないので顔は伏せた状態でご容赦を)

 

(刺身を買ってきて、一杯やってる内に寝てしまいました)

 

 斬ってる写真が全く無いのは、私の携帯を預けていた会員が、体育館で続く他の流派の演武を見取り稽古していたからです。

 

 ただ、他の会員が撮ってくれた動画が少しくれたので、恥ずかしながらアップしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

研げなかったので、安く出していますが、大変健全なお刀です。

70㎝を超える長さでこの価格、刀身健全なものは、滅多に無いと思います。

考え様ですが、お買い得と思います

【ほぼ直刀】「無銘」 70.7cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!