どちらも同じ刀の鞘なのですが、上は替鞘です。

 

 下は模擬刀の鞘だと思います。

 

 ただ、栗型の位置が1㎝程違います。

 

 これが、左手の握り具合に大きく影響します。

 

 指定しないと、メーカーの人の話では、2尺3寸以下は、指定が無ければ、鯉口から6.5㎜で、2尺3寸より大きな刀は、7.5㎜程度で作成して居るそうです。

 

 長く販売しながらも、私自信は自分の刀で注文した事が無かったので、あまり気にした事はありませんでした。

 

 たまたま、お話があり、触って見ると、確かに、握り心地がかなり変わりました。

 

 所で、この栗型の位置を、鯉口から何センチの所にして欲しいと指定出来るのはご存知でしようか。

 

 当然ながら、手の大きな人と、手の小さな人では、鯉口と栗型の幅も使い心地に大きく影響します。

 

 特に気にならない方は良いのですが、手の大きめの方にとっては、仕様感かなり変わります。

 

 指定は、良くあるので、出来る事は知って居ましたが、手の小さな私は、あまり戻って来た替鞘をチェックしても、腰に差して、使い具合をチェックするのではなく、もっぱら、鯉口のキツさや、鞘の遊びのみチェックして居ました。

 

 でも、今回、二つの鞘を握ってみて、これは結構大きな事と言うのを再認識しました。

 

 注文時の参考にして頂けると幸いです。

 

 

 

 

 

大変、身幅の広い豪快なお刀です。

身幅の広さだけでなく、地肌も非常に良く現れていて、如何にも日本刀らしいお刀で、良い感じだと思います。

 


【健全な現代刀・見幅広い豪刀】「源国次」 72.8cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!